四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

2022-01-01から1年間の記事一覧

アニメ『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』最終回。

先日アニメが最終回を迎えた。原作の連載当時からジャンプを読んでいた身としては、感無量としか言いようがない満足のいく最終回であった。原作では即折れだった真魔剛竜剣も少しだけ活躍が増えていたし。でもバランの驚き顔はそのまんまだったのはやはり笑…

スカイリム日記28『愛の書』

用の済んだネトルベインを自宅のチェストに放り込んだ。本当は捨ててしまいほど忌まわしい武器なのだが、誰かに悪用されてしまうわけにもいかないので自分で保管するしかない。身軽になったので俺はまたリフテンに行くことにした。防具を作るためにホワイト…

初めてのコラボカフェ体験記。

コラボカフェというものにこれまで行ったことがなかった。 興味のある作品がコラボカフェをやっていた、ということはこれまで何度かあったのだが、メニューが割高だとか、店と他の客の空気に馴染めなさそうだとか、そもそもグッズにはそんなに興味がないとか…

『RRR(アールアールアール)』鑑賞。

つい先日イギリスのエリザベス二世が崩御した際に世界中が悲しんだ……かどうかは分からないが、かつて大英帝国が植民地化していたインドや中国が冷ややかなコメントをしていたのは記憶に新しい。日本もイギリスに対して浅からぬ因縁があるので、チクチクと言…

スカイリム日記27『自然の祝福』

先日ハグレイブンから手に入れたネトルベインという短刀は、なまくらな上に重すぎるし、依頼の品だったので処分もしにくい代物だったのだが、ホワイトランのキナレス聖堂の神官ダニカ・ピュア・スプリングに持ってきてほしいと頼まれたものだということを思…

今期のアニメをいくつか適当に見てみる。(2022年秋)

今期は見るものが多くて時間が足りず、ブログの更新も疎かになっている。あと放送・配信が変則的なものが多くていつ始まるんだかもう始まったんだかいまいち把握し辛い。前期放送できなかったのがずれ込んできたり8話しかなかったり、よく分からないのでいい…

スカイリム日記26『計り知れない深み(後編)』

ドワーフあるいはドゥーマーと呼ばれる種族は、かつてこのタムリエル(スカイリムのある大陸)で隆盛を誇っていたが、ある日を堺にこつ然と姿を消した。禁忌に触れ創造主に種族ごと消されてしまったという説が有力だが、今その行方を知るものはいない。この…

スカイリム日記25『計り知れない深み(前編)』

すべての始まりの地、ヘルゲン。あのとき目の前にドラゴンが現れてからこの世界は一変した。そして俺自身の運命でさえも。鉄壁を誇ったはずの帝国の砦もいまは焼き尽くされて廃墟と化しており、山賊のねぐらになっている。門の鍵を強引に突破して中に入って…

『ガールズ&パンツァー』アニメ10周年記念上映会に行ってきた。

10周年と言っても、初めて観たのは2022年の初頭の頃だったので自分にとってはまだ一年にも満たないのだが、劇場版はいつか映画館で観てみたいと思っていたところ、なんと早くも千載一遇のチャンスがやってきた。 アニメ10周年記念上映会。10/9の一夜限りで全…

『君を愛したひとりの僕へ』鑑賞。

tensei-yabuki.hatenablog.com 『僕を愛したすべての君へ(以下、僕愛)』を観たので結局『君を愛したひとりの僕へ(以下、僕愛)』も観ることにしたのだが、観るまえからある程度分かっていたものの、やはり後から観た方は”答え合わせ”という視点がどうして…

『僕が愛したすべての君へ』鑑賞。

自分はメガネっ娘が好きだ。思い返せばそれを初めて意識したのは中学生の頃で、女の子がたくさんいる中にメガネっ娘がいたらその子しか見えなくなる程度にはメガネっ娘が好きなのだが、『僕が愛したすべての君へ(以下、僕愛)』はメガネっ娘がヒロインって…

スカイリム日記24『シルバーハンド』

今日はロリクステッドのすぐ側にある、大蛇の崖要塞というところに来ていた。同胞団にホワイトランの馬宿の主人スカルヴァーが攫われたという報せが届き、ちょうどそのとき手の空いていた俺に仕事が回ってきたというわけだ。最近は相変わらず鍛冶・錬金・付…

『響け!ユーフォニアム』聖地巡礼の思い出1

いまさら言うまでもないが、自分は響け!ユーフォニアムシリーズのファン……のつもりである。出会いは3年ほど前で、リアルタイムの視聴者というわけではなかったのだが、後追いでファンになった。今でこそだいぶ落ち着いたが、初めて観たときはそれこそ熱狂し…

スカイリム日記23『栄誉の証明(後編)』

今回の仕事の監督であるファルカスはとっとと走って行ってしまったので、準備をする暇もなく彼の背中を追いかけてホワイトランの平原を走り、息を切らせてダストマンの石塚に到着した。だが彼はそんな俺の様子を気にするわけでもなく、先を急がせた。ちょっ…

スカイリム日記22『栄誉の証明(前編)』

吸血鬼を治した後、俺はまたホワイトランに戻ってきていた。家を買ったことをどこからか嗅ぎつけたのか手紙が二通届いていた。差し出し人はドーンスターの聞き覚えのない館主と、ソリチュードのファルク・ファイアビアードから。内容は、なになに……博物館が…

『スーパー30 アーナンド先生の教室』鑑賞。

インド映画は『きっと、うまくいく』と『バーフバリ』しか見たことがなかったのだが、そのせいで歌と踊りと上映時間の長さというのが個人的なインド映画のイメージである。『スーパー30 アーナンド先生の教室』も御多分に漏れず上映時間が長く、映像ではINTE…

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』6話まで視聴。

第6話『奈落』はこれまで前フリの前フリみたいな感じの退屈な話がずっと続いていた『力の指輪』で、始めてようやく面白くなってきたなと思えた回だった。結局のところ『力の指輪』は指輪物語のお話を下敷きにしたオリジナルストーリーぐらいの話として正直な…

スカイリム日記21『夜明けの目覚め(後編)』

人間はサングイネア吸血症と呼ばれる病気を経て吸血鬼となる。吸血鬼のドレインを受けることによって感染し、放っておくとやがて吸血鬼になってしまう。吸血鬼になる前に治療を受けるか、疾病退散の薬を服用することで治すことができるのだが、今回ばかりは…

スカイリム日記20『夜明けの目覚め(前編)』

モーサルにおける吸血鬼事件を解決し報酬を受け取ると、俺はようやく山を越えてホワイトランへと戻ってきた。早速ドラゴンズリーチにいる執政のプロベンタスに家を購入することを告げ、5000ゴールド一括耳を揃えて支払う。家財道具は別売りらしいのだが、今…

9月の長雨を乗り越えて。

秋から冬にかけての野菜の仕込みが概ね終わった。 台風や大雨にだいぶ曝されたが被害はそれほどでもなく、かなり残ってくれた。 見えている範囲でもキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、八つ頭。 こっちは蕪、大根、人参、パクチー、レタス、白菜。 画像…

『渇きと偽り』鑑賞。

オーストラリアの平均降水量は日本の三分の一しかないらしい。この映画を見たら、日本の豪雨災害をちょっぴり分けてあげたい気分になった。乾いた大地は心を痩せさせるから。 『渇きと偽り』の舞台はオーストラリアのキエワラという架空の街。知人の葬儀のた…

フィットボクシング連続100日

ついこの間のニンテンドーダイレクトで、フィットボクシングの北斗の拳版なんてものが発表されたが、個人的には正直タイミングが悪いと言わざるをえない。以前にも書いた通りフィットボクシング2には連続365日のアチーブメントがある。北斗の発売日は12/22と…

スカイリム日記19『埋葬(後編)』

俺たちは一列縦隊になって街外れにあるモヴァルスの隠れ家へと向かった。モーサルを影から支配しようとしていた吸血鬼に対して、誰もが怒りをあらわにしている。敵の戦力は分かっていないが、これだけ士気が高ければきっとあっという間に吸血鬼を退治できる…

スカイリム日記18『埋葬(中編)』

吸血鬼を倒し、俺は棺の蓋に手をかける。中には隠れていた亡霊のヘルギがいた。そしてその遺体も一緒に。彼女は近くに倒れていた吸血鬼のことをラレッテと呼んだ。このラレッテこそが少女の家に火を放った張本人らしいのだ。 ラレッテはヘルギとその母親を殺…

スカイリム日記17『埋葬(前編)』

ソリチュードからホワイトランへ行くには、スカイリムの中央山脈を越えるのが一番手っ取り早い。それは以前マスカルスからロリクステッド、ホワイトランへと行った道に比べるとだいぶ険しく、道なき道を進むことになる。 モーサルという街の横を通る街道でス…

『夏へのトンネル、さよならの出口』鑑賞。

昔は映画の上映時間は長ければ長いほど得だと思っていたが、年を重ねるごとに集中力が落ちてきて、今は短い時間でどれだけ満足できるかの方が大事な要素になってきた。そして『夏へのトンネル、さよならの出口』は上映時間83分という小粒な劇場用アニメ作品…

Netflix『雨を告げる漂流団地』鑑賞。

スタジオコロリドの最新作『雨を告げる漂流団地』がネトフリと劇場で公開された。スタジオコロリドは地味な作風ながらも良作を世に送り出し続けているのだが、今回の『雨を告げる漂流団地』もまた夏休み映画としてはピッタリの内容ながらも、微妙に時期を外…

Netflix『BASTARD!!』14~24話視聴。

1~13話の時点でこのアニメがいかなるものなのかについては分かっていた。ほぼ原作そのままのギャグシーン、それなりに原作を踏襲しているエッチシーン、迫力に欠けるバトルシーン、だいたいそんな感じで原作が好きな人が見ればいいレベルの平凡なアニメだ。…

スカイリム日記16『狼を呼びし者(後編)』

山奥のサルモール大使館の前を通り、ウルフスカル洞窟の前までやってきた。入り口に何体かいたスケルトンを軽く蹴散らしたのだが、思えばこのとき既に洞窟内部に巣食っている者たちの予兆はあった。 菌糸類が群生している洞窟内を手探りで進んでいく。狭い通…

スカイリム日記15『狼を呼びし者(前編)』

夢のようなスカイリム横断の旅を終え、俺は本来の目的であったソリチュードの散策を楽しんでいた。堅牢な城壁が囲う要塞の中は、店舗が充実しているだけではなく吟遊詩人の大学なども存在し、スカイリムの首都として相応しい文化の中心地であった。 帝国が駐…