四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

映画

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』鑑賞。

『機動戦士ガンダムSEED』は2002年に放送されたTVアニメーションシリーズ。21世紀のファーストガンダムという謳い文句で、宇宙コロニー・プラントに住む遺伝子操作された人類・コーディネーターと、地球連合を組織する遺伝子操作されていない人類・ナチュラ…

Netflix『雪山の絆』視聴。

自分がまだ生まれる前のこと、1972年にウルグアイ空軍機571便遭難事故という飛行機墜落事故があった。ウルグアイの首都モンテビデオを出発した旅客機が、チリのサンティアゴに向かう途中アンデス山脈の標高4200m付近に墜落し、45人の乗員のうち29人が死亡16…

『ワールド・ウォーZ』鑑賞。

面白いB級映画にめちゃくちゃお金を掛けたらもっと面白くなるんじゃないか? そういう妄想を抱くのは、人生のうちに一度くらいはあるだろう。B級映画の花形ジャンルであるゾンビ映画にめちゃくちゃお金を掛けた映画が2013年に公開されていた。ゾンビ災害が世…

『TALK TO ME/トーク・トゥー・ミー』鑑賞。

年末年始のまったりとした空気に触れていると、ちょっと刺激が欲しくなる。そんなときにちょうどA24配給のホラー映画が劇場公開されているじゃないか。A24と言えば『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』などのちょっと尖った映画に強い配給会社で、き…

『恋はデジャ・ブ』鑑賞。

『恋はデジャ・ブ』は1993年に公開された、ゴーストバスターズなどで知られるビル・マーレイ主演の映画。いわゆる”ループもの”映画の黎明期の名作としてよく名前が挙がるのだが、生憎これまで見る機会が無かった作品のひとつ。最近サブスクに来たので、正月…

『窓ぎわのトットちゃん』鑑賞。

何年か前、大晦日にニコラス・ケイジ主演の映画『マンディ 地獄のロードウォーリアー』を見て酷い気分になって以来、その年の最後をどの映画で締めるかについては細心の注意を払うようになった。そういう経緯があって今年最後に選んだのが、黒柳徹子の幼少期…

リドリー・スコット『ナポレオン』鑑賞。

ギネスブックによれば歴史上の人物でもっとも多く映画に登場した人物はナポレオンらしい。真偽はともかくとして、日本国内ではそこまでの印象は無いものの海外ではとにかく手垢の付きまくった題材なわけだ。毀誉褒貶ある人物が多くの作家によって色んな切り…

『SAND LAND』鑑賞。

原作の『SAND LAND』は、鳥山明がドラゴンボールの連載を終了した後に、少年ジャンプにポツポツと短期連載された作品のうちの一つだった。大ヒット作品を世に送り出した作家にありがちだが、ドラゴンボール以降の鳥山明は趣味性の強い作品ばかりであまりパッ…

『君たちはどう生きるか』を見て僕たちはどう生きるか。

公開前に全く宣伝しないせいで、何一つ概要が伝わってこなかった映画『君たちはどう生きるか』。分かっているのは同名のベストセラー小説とは関係ない内容ということと、ティザービジュアルに描かれている謎のアオサギ?くらいであった。 26年前に公開された…

『雄獅少年/ライオン少年』鑑賞。

なんかだが最近ブログ更新する気になれない。やらなくちゃと思えば思うほどやる気が失せていく。そろそろブログを始めて一年になるが、まとまった文量でそれなりの形にしないといけないと思うから億劫になっていくのかもしれない。もっと軽い気持ちでいいん…

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』鑑賞。

最近はドラマの方が活発でいまいちついていけてないマーベル・シネマティックユニバース。映画の方もマルチバースを多用した結果なんでもあり感が強くなってきて、物理的にも精神的にもいまいちノリ切れなくなっているのだが、その流れから独立した笑えて泣…

『search/#サーチ2』鑑賞。

2018年に公開された映画『search/サーチ』を見たときは度肝を抜かれた。家族愛というありふれたテーマだが、二転三転するストーリーとミスリードの数々、何よりその見せ方が独創的だった。すべてPCの画面上で進行させるという画期的なストーリーテリング。…

『AIR/エア』鑑賞。

今でこそオシャレアイテムとして日本でもそれなりに定着した印象があるバスケットシューズ(バッシュ)だが、その中でも特に有名なブランドがナイキの”エア・ジョーダン”だろう。自分もSLAM DUNKの主人公・桜木花道が履いていたことでその存在を知ったのだが…

『グリッドマンユニバース』鑑賞。

『電光超人グリッドマン』が放送されていたのが今から30年前。特撮なんてガキの見るもんだ!と思って当時はスルーしていたのだが、現在アニメとなってリバイバルしたグリッドマンを見ているのだから不思議なものである。アニメ制作を担当したTRRIGERの、とき…

『オットーという男』鑑賞。

日本人男性の平均寿命は81歳とちょっと、ということは今年で41になる自分はもう人生の半分が過ぎたと言ってもいいのかもしれない。生きているというよりは、もう既に死に始めている。そんな漠然とした心境の変化を感じつつある自分にとって、『オットーとい…

『シン・仮面ライダー』鑑賞。

エヴァQでひどく落胆し、その後予告を見てつまらなそうだと感じた『シン・ゴジラ』は、どうなるかは自分の目で見て確かめる!と初日に観に行ったのだが、結局は個人的にも世間的にも大ヒット作品となった。続けて『シン・エヴァンゲリオン』『シン・ウルトラ…

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』鑑賞。

今年度アカデミー賞の本命!などと言われてしまうと色眼鏡をかけずに見るのはもはや困難である。日本ではエブエブなどという略称で若干キャッチーな感じを出そうと試みているが、今作の監督は『スイス・アーミー・マン』のダニエル兄弟。非常に好みの分かれ…

Netflix『西部戦線異状なし(2022)』視聴。

自分が自衛隊に入ると両親に告げたとき、司馬遼太郎の『坂の上の雲』を渡された。後々実は自衛隊に行かせたくなかったらしいことを聞いたので、たぶん親なりに戦争に巻き込まれるかもしれない息子に対して、命令があれば何でもやらなければいけないという軍…

『エルヴィス』鑑賞。

アカデミー賞にノミネートされていたので観てみた。正直言ってエルヴィス・プレスリーの曲は全然分からないので(歌っているのが誰だか知らないだけで、多分聴いたことはある)、個人的には袖に素麺のついた派手なステージ衣装で踊っている歌手以上の存在で…

『フェイブルマンズ』鑑賞。

スティーブン・スピルバーグの映画は、子供の頃TVで放送されていればかじりついて見たものだ。当時は夜の10時までしか起きていることが許されなかったが、スピルバーグ映画に限っては最後まで観ることを許された。『ジョーズ』『E・T』『未知との遭遇』『イン…

『BLUE GIANT』鑑賞。

ジャズに興味がないわけではないけど、でもよく分からないし……。結構、じゃあ身体で分からせてあげますよ。まるでそう言われたかのように、音楽というエネルギーを全身に浴びせられる体験……先日見た『BLUE GIANT』はまさにそんな映画だった。 ジャズの魅力に…

『マイスモールランド』鑑賞。

2023年2月6日にトルコ南部を襲った大地震は、トルコとシリアに跨るクルド人の住む土地を多く含んでいた。クルド人とはかつてオスマン・トルコ帝国の領土内に居住区を持つ民族であったが、第一次世界大戦の敗北によって引かれた国境線によって、クルド人の住…

『ノースマン 導かれし復讐者』鑑賞。

『ノースマン 導かれし復讐者』は言わずと知れた『ハムレット』の原型になったとされている、伝説の人物アムレートを描いた映画ということになっている。Wikipediaを見る限り確かに伝説上のアムレートとハムレットの共通点は多いのだが、『ノースマン』のア…

『そして僕は途方に暮れる』を観てしまった。

映画の中で映画の話をする作品がときどきある。映画の役者だったらこのときどうするとか、映画みたいな展開だねとか、今の映画面白くなかったねとか。きっと監督は映画が大好きで、自分は映画のことがよく分かってるんだと言いたいのかもしれない。『そして…

『ドリーム・ホース』鑑賞。

ちょうどウマ娘熱が再燃してるときに競馬を題材にした映画が上映するというので、観に行ったのが『ドリーム・ホース』というイギリスの作品であった。この作品は実話ベースであり、ウェールズにある谷あいの村で夫と二人暮らしの生活をしている主婦のジャン…

『LAMB/ラム』鑑賞。

A24と言えば、世間の売れ線からは外れたちょっと風変わりな映画の制作や配給をすることで知られる会社であり、『ヘレディタリー/継承』や『ミッドサマー』の印象が特に強い。この『LAMB/ラム』もそんな流れの中にある、フォークホラーっぽい雰囲気を纏う作…

2022年を振り返る。

今年四十歳になったその日に始めたブログもなんとか続いている。基本的にはアニメとゲームと映画の三本柱でやっていくとそのとき決めたので、必然的に振り返るのもその三つになる。2022年に観た中で、良かったと思うものをそれぞれ10個づつ挙げてみたいと思…

『かがみの孤城』鑑賞。

辻村深月原作の映画といえば、今年は『ハケンアニメ!』があった。視聴率でアニメとしての人気を争うという、概念としてちょっと古さを感じる映画だったものの、クリエイターとしての理想と現実にどうやって折り合いを付けていくのかというストーリーは非常…

『アルプススタンドのはしの方』鑑賞。

12月22日にNetflixでの配信が終わるというので、その前に見ておこうと思った『アルプススタンドのはしの方』。初めて観たのは2020年の夏、緊急事態宣言だったかまん延防止等重点措置だったかは覚えていないが、いまでこそ多少緩くなったもののコロナウィルス…

『THE FIRST SLAM DUNK』鑑賞。

『SLUM DUNK』が週刊少年ジャンプに連載されていたのは、自分がちょうど小学校高学年から中学生にかけての頃だった。その人気は留まるところを知らず、野球やサッカーの地位を脅かしつつあった。世はまさにバスケブーム。当時のスラムダンクとはそういう社会…