2022-01-01から1年間の記事一覧
どれくらいの俳優だったらライオンと戦うことが許されるかという点で、イドリス・エルバは絶妙なラインだと思う。往年のアクション俳優のように負ける姿が想像できないために圧勝してしまうというわけではなく、かと言って惨敗しそうなほど弱そうでもない。…
ロリクステッドからホワイトランへの長い道のりを踏破した俺を待っていたのは、要塞を駆け巡る恐るべき噂であった。もう三日も前になる夜、酔っ払った俺がサムと共にホワイトランを訪れると、とある女性と結婚した話を吹聴していたというのだ。イソルダとい…
フォルガンスールを出発し、ほどなくしてソリチュードに到着したのだがその光景は思わず目を疑うものであった。誰が建てたのかは知らないが、とんでもない所に要塞があるものだ。だがその分守りが強固であることは一目で分かったし、もし自分がこの要塞を攻…
Amazon primeにあるのはリリースが2022年となっているが、2011年版と中身は同じらしい。この戦争映画いいよ! おすすめ! と言われたので重い腰を上げて鑑賞。 朝鮮戦争の末期、東部戦線のAERO-K(エロック高地)では、毎日のように陣地を奪い合う一進一退の…
ジョジョの奇妙な冒険の第六部が連載されていたのは今からおよそ20~23年前。その頃の自分はまだジョジョの単行本を買い集めるなどということもなく、少年ジャンプのひととおり読む漫画のうちの一つでしかなかったが、その中でも六部の印象はあまりよろしく…
ガンダムの新作は毎回一応チェックすることにしている。前作『鉄血のオルフェンズ』も第一話の掴みはすこぶる良かったので視聴継続したのだが、その後の展開はキャラクターと設定を活かせたとはあまり思えなかったので、それ以上のことはノーコメントだ。そ…
ドーンスターでたっぷり休息を取った俺は、ふたたびソリチュードを目指して西へと旅立つ。エランドゥルとはナイトコーラー聖堂の前で別れた。これからは殺めてしまった同胞たちの魂を鎮めるためにここで祈り続けるという。彼に対して掛ける言葉も見つからず…
邦画でオススメを聞かれたら『南極料理人』だと答えることにしている。だって面白いし、好きだから。 『さかなのこ』は能年玲奈ことのんがさかなクン役を演じるということもあり、どうせ色物映画なんだろう? という印象が先行してまるで興味が湧かない作品…
映画のロード・オブ・ザ・リングを最初に観たときは本当に驚嘆したものだ。重厚長大な物語と映像のスケールとこだわり抜かれたプロップの数々、そして上映時間の長さに。今回ドラマとして描かれているのはその前日譚にあたる部分である。果たして権利料含め…
アマゾンプライムビデオに来ていたので久しぶりに観てみたがやはり面白い。ロメロ版のドーン・オブ・ザ・デッドや死霊のえじきなども面白かったのだがさすがに古く感じてしまったので、それらをオマージュしたザック・スナイダー版のドーン・オブ・ザ・デッ…
今は聖女マーラの司祭であるというエランドゥルは、とにかく信用してほしいという一点張りであったが、正直なところデイドラの仕業というのはあまりにも荒唐無稽で疑わしかった。しかしこの村の悪夢を取り払わなければ、自分もまた安らかに休息することがで…
マグナスの杖の捜索を命じられた俺は、その手がかりを知っているというミラベル・アーヴィンに話を聞くことにした。彼女が言うには数ヶ月前に大学にやってきたサイノッドと呼ばれるスカイリムの外からやってきた魔術師の集団が、マグナスの杖の在り処を探し…
以前自衛隊でらっぱを吹いていたことがある。音楽経験は義務教育以外では皆無に近かったが、部隊内における専門の教育を三ヶ月受ければ晴れて自衛隊らっぱ手となる。らっぱ手になると、駐屯地勤務では主に課業時間に合わせて放送で流れるらっぱを吹いていた…
少し前にゲーム化するらしいというニュースを見て、最近ホラー映画が連続していたこともあり、ちょっと頭に引っかかっていたので見てみることにした。 台湾のとある大学のキャンパス内に、女霊橋と呼ばれる心霊スポットがある。そこでは真夜中に女の霊が現れ…
図書館の本を取り戻してから数日。大学の寮で休息を取っていた俺は、この機会に同じく大学に滞在していた学友たちと親交を深めていた。聞くところによれば彼らはそれぞれ悩みを抱えており、解決できそうなものは解決し、そうでないものは話を聞くだけに留め…
Netflixで連日ホラー映画を観ていると、オススメがホラー映画ばかりになる。台湾、韓国ときたから日本のホラーも観ておくかなどと考えて、よく調べずにオススメの先頭にあった映画を観たのが間違いだった。それが本当の恐怖の始まりとも知らず……。 『事故物件…
昔『とんねるずのみなさんのおかげです』でやっていた宜保タカ子の心霊体験バスツアーが大好きだった。当然霊なんて出るはずもなく、怪奇現象っぽいことが起きてもヤラセなのだが、真っ暗な心霊スポットのハラハラ感と、もしかしたら何か出るかもというドキ…
日本のホラー映画はもうギャグと紙一重なのばかりだし、リングの続編がいくら出ようとも、もはやジャパニーズ・ホラーのアイコンになってしまった貞子にもう恐怖を感じなくなってしまった昨今、日本と似たようなジメジメとした雰囲気でありつつも新たなる未…
フェルグロウ砦を守っていたのは魔術師と精霊の混成部隊であったが、地上の守りはそれほど重視していないらしく少数に留まっていた。闇夜に乗じて侵入したかったのだが砦の入り口は固く閉ざされており、解錠に手間取っているうちに見つかってしまった。 初め…
ザボス・アレンから大学の図書館であるアルケイナエウムの主、ウラッグ・グロ・シューブにサールザルで発見された謎の球体に関する調査を依頼してくるように頼まれた。相変わらず雑用係の毎日である。だが図書館へ行ってみると、サールザルに関する書物は既…
現状に不満があると、世界なんて引っくり返ってしまえばいいのになんて考えることはしばしばあるものだが、実際は引っくり返ったところで力あるものが支配する世界になるだけで、結局自分のいるポジションはそんなに変わらないどころか、不必要に危険に晒さ…
ツルネのTVシリーズを見たのは二年ぐらい前だった。 既に記憶は相当におぼろげであったが、劇場版は多分総集編だから 復習は特に必要ないだろうと判断して観に行くことにした。 始まって数分はええと、これは新規か総集編か? と困惑していたものの 話が展開…
ウィンターホールドから山を一つ越えたところに サールザルと呼ばれる発掘現場はあった。 俺はファラルダからファイアボルトを学んだついでに アイススパイクとライトニングボルトの魔法も教えてもらい 遭遇した野生動物や山賊に向かって試し撃ちをしながら …
『音楽』というアニメは、全編ロトスコープで制作された大変手間のかかった作品だ。 しかしこの作品を敢えてアニメでやる意味あるかな? 実写でもよくない? と最初のうちは思っていたが 音楽、演奏のシーンではアニメとしての本領が十分に発揮されていた。 …
こんな時期だし戦争映画でも観るか…と思い探していたところ 気が付いたらこの映画を観ていた。確かに戦争映画だ、何も間違ってはいない。 スパルタ教育の語源にもなっている、非常に厳しい環境下で鍛えられた スパルタの王レオニダス率いる300のスパルタ兵(…
コロナ前は自分にも多少の聖地巡礼への情熱があったが コロナ以降は自粛という形ですっかりその気持ちは失われてしまった。 今日は久々にその気になり、電車で約1時間半の等々力渓谷へと向かうことにした。 ここは『明日ちゃんのセーラー服』の原作39話(単…
ドラゴンズリーチに帰還した俺を待っていたのは まるでドラゴン退治の英雄のように扱うバルグルーフたちだった。 ノルドに伝わるドラゴンボーンの伝説はどうやら真実のようで バルグルーフは興奮した様子で熱く語って見せた。 ドラゴンボーンはドラゴンの力…
台風が接近し雨が降りしきる中LINE CUBE SHIBUYAで開催された 『響け!ユーフォ二アム』サマーコンサートDAY1 昼の部は幸い大雨の時間帯を免れ、整然と入場が始まった。 悪天候による欠席なのかなんなのか、自分の席の両側は空席で 開演中は非常に快適であっ…
明日・明後日は渋谷で『響け!ユーフォニアム』のサマーコンサートがある。 抽選で当たったチケットは明日の昼の部。台風直撃コース。死ねる。 しかし主人公チームの北宇治カルテットよりすっかり人気になってしまった 南中カルテットの声優陣が集まるのは多…
ワンピースの連載開始は25年前。自分が中学生の頃だった。 漫画の連載があまりに長期に渡ると、ハマったり飽きたりは当然ある。 現在はワンピースには特に興味はないが、ハマっていた時期は確かにあった。 主に初期から空島編くらいの頃で、その後は頂上戦争…