四十の一部始終

今年で四十歳になりました。一日一回更新が目標。

『300〈スリーハンドレッド〉』鑑賞。

こんな時期だし戦争映画でも観るか…と思い探していたところ

気が付いたらこの映画を観ていた。確かに戦争映画だ、何も間違ってはいない。

 

スパルタ教育の語源にもなっている、非常に厳しい環境下で鍛えられた

スパルタの王レオニダス率いる300のスパルタ兵(とその援軍)と

クセルクセス王率いる10万を越えるペルシア軍との戦いである

テルモピュライの戦いを描いた作品で

ギリシア彫刻のような肉体美を誇るスパルタ兵たちによる

流血と筋肉に彩られた古代の野蛮なる戦いは

どこを切り取っても神話のような神々しさで満ちており

ペルシア軍のエキゾチックなフリークスの数々とも相まって幻想的ですらあった。

 

レオニダス王役のジェラルド・バトラーは今でこそ

ちょっとガタイが良い程度のおじさんになって

B級映画にばかり出てるイメージになってしまったが

この300においては信じられないほどのカッコよさ。

キレキレのスパルタ兵の中でもとりわけ王に相応しい筋肉を身に纏いつつ

同時にスパルタ兵の頭のおかしさにも一役買っており

この人無くしてこの映画は成り立たないレベルの存在感がある。

 

この映画に関して言えば画作りに定評のあるザック・スナイダー監督は

神がかり的に相性が良かったのではないかと思う。

アクションシーンではスローモーションを多様しており少々クドさを感じてしまうが

最高にカッコいいレイアウトを一秒でも観客の目に焼き付けるためには

仕方のないことではないだろうか。その結果生まれた映像は

まるで動く絵画。躍動感のある彫刻のようでもある。

細かいストーリーはこの際どうでもよく見たままが全てだと思う。

史実などの余計なツッコミは野暮というものだ。

 

なんか、続編もあるんだって…?