四十の一部始終

今年で四十歳になりました。一日一回更新が目標。

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』1~2話を観た。

映画のロード・オブ・ザ・リングを最初に観たときは本当に驚嘆したものだ。重厚長大な物語と映像のスケールとこだわり抜かれたプロップの数々、そして上映時間の長さに。今回ドラマとして描かれているのはその前日譚にあたる部分である。果たして権利料含めて作るのに一千億円以上という金額に見合った作品になったかどうか。

 

映画のLoTLは中つ国の第三紀の末期のお話だったので、今回はドラマは第二紀の前半ぐらい。だいたい五~六千年くらいの開きがあることになる。映画ではサウロンの力の源であったひとつの指輪を巡って戦争が起こったわけだが、今回はその指輪を作ったときの話を含むシリーズになるはずである。

 

それに加えて冥王モルゴスの副官であったサウロンが冥王の名を継ぎ中つ国を荒らしまわり、アラゴルンの先祖であるヌーメノールが全盛を極め、人間とエルフが同盟を組みサウロンに決戦を挑む。これらのイベントを羅列するだけでワクワクが止まらない。第二紀の年表には空白も多く、どういうエピソードで埋めていくのかも楽しみのひとつなのだが、三千年もある第二紀をどうやって映像作品として圧縮していくのかを考えるだけで不安になる。うまくやってくれることを期待したいが。

 

個人的にこのLoTLに連なる物語で一番楽しいのは、話に出てきた固有名詞や用語を中つ国Wikiで調べているときだと思っている。ちょっと気になっただけだったのに、どこまでもどこまでも設定を深掘りできてしまうので、布団の中でスマホを弄りながらつい時間を忘れて読みふけってしまい、睡眠時間や休日を潰してしまったなどということは一度や二度ではない。ドラマ版は今のところそれほど見せ場を感じられなかったが、そういう設定厨的な楽しさのために今後も見続けるかもしれない。

 

力の指輪が始まったばかりで恐縮だが、個人的に観たいのはやはり冥王モルゴスとエルフの軍団の戦いをやってる第一紀なのだ。第三紀の戦争が子供の遊びに見えるほどあまりにも戦いのスケールが大きすぎるので映像化が難しいだろうけど、死ぬまでに観られたらいいな……。ドラマの冒頭で二つの木の時代と第一紀がダイジェストが流れるが、あの程度ではやはり物足りないのだ。