四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

『ユニコーンオーバーロード』を遊ぶPart3

 

捕らえられたスカーレットを救出するため、協力者が待つ場所まで目前に迫った解放軍。だがその一歩手前であるラクリーゼル地方の砦には、岩鼠団と呼ばれる盗賊が住み着いてときどき街を襲っているらしい。治安回復のために盗賊退治に赴く解放軍。推奨レベルは7。盗賊は解放軍の接近に気付いていたが、新入りであるニーナという女が先鋒を買って出る。その頃解放軍にはミレーという女が接触してきており、家出した姉のニーナを探しているとのこと。これは多分ミレーで話しかけるとニーナが仲間になるタイプのステージだな…。それにしても同じウォーリアーでも男と女で随分とガタイに差がある。細身の身体で棒の先に豆腐がついたようなハンマーを振り回すのは色んな意味でおっかない。

 

 

今回は大量にバリケードが置かれていて、その奥の見張り台にいる敵がアシストをかましてくるというMAP。ここまでウォーリアーを一人も仲間にしていなくても今回ゲスト参戦するミレーがウォーリアーなので、ブレイブスキルのヘヴィスイングで障害物を破壊してくれるので心配する必要はない。もしくはオクリースなどの空中タイプをリーダーにして空を飛んで障害物を無視するかのどちらか。最初の障害を突破しミレーでニーナに話かけるが、説得は失敗して戦って大人しくさせることになる。会話の後ミレーとニーナが強制的に戦闘に入ってしまうので、消耗していると結構危ない。それにしても貴族の出であるニーナは騎士団の入団審査に落ちたショックで出奔し、流れで盗賊団に入るという真逆の選択は普通にヤバい。破天荒とかいうレベルではない。

 

 

ニーナを倒した後も説得には応じず逃げ出してしまう。あれ、もしかして仲間にはならないタイプのやつ? とちょっと不安になる。ニーナが占拠していた街を抜けると後半戦に突入、砦に陣取る岩鼠団のボスであるブリスとの戦いに入るが、このMAPから野営地が設置されていて、使用すれば範囲内の自軍のHP・スタミナが回復する。このMAPも基本的には歩兵中心のためこちらは騎兵中心に戦えば特に苦戦する理由は見当たらない。ブリスはホプリタイなので魔法かルーンソード、沼地で売っていたルーンスピアなどの魔法攻撃で戦えばあっさり落ちる。

 

戦闘後、落ち延びる岩鼠団に合流するニーナだったが、根っからの育ちの良さは隠せなかったせいで、お前は盗賊向きじゃないと同行を拒否される。そしてとぼとぼと解放軍の元にやってきたニーナはミレーに説得されてようやく解放軍入りを決めるのだが、これを拒否することもできる。まあニーナはメチャクチャやってるから拒否したくなる気持ちは分からないでもないが、今回はできるだけ仲間を増やしていきたいので受け入れた。ミレーも仲間になるのかなと思いきやこちらは用が済んだらどこかへ行ってしまった。まあウォーリアーが三人いても持て余すし……。4部隊を4人編成まで拡張し、次はいよいよスカーレット救出作戦に臨む。

 


ラクリーゼル地方の街からほど近い場所に設営されていた野営地では、アレインの従姉であるヴァージニアを守護する薔薇騎士団と呼ばれる女騎士たちが解放軍を支援するために待っていた。魔法に対して堅い守りを持つホワイトナイトのミリアム、騎士団領解放のときに支援してくれたグリフォンナイトのフラウ、そしてゼノイラに囚われていたが脱走してきたウォーリアーのキトラの三名が、スカーレット救出のゲストとして参戦してくれる。兵種的に非常にバランスのいい三人だと思うが、個人的にはデフォルトの配置から前衛をグリフォンナイトだけにした方が戦闘は安定した。

 

 

スカーレットが捕らえられている城塞都市ユ―クイットには現在皇帝ガレリウスが滞在しており、かつて女王の側近でホドリックの同僚でもあった騎士ルノーが守りについている。ユ―クイットは当然のことながら守りも堅く激戦が予想される。そして何よりMAPが広い! 騎士団領が2つ入りそうなくらい広く進軍には相当の時間を要する。近場の街までの間には森が行く手を阻んでおり、騎兵では通常より移動に時間がかかってしまう。上のルートは城塞都市との間に川が流れているので徒歩行軍では行けなさそうだが、拠点を取れればそこで部隊を引っ込め、別の拠点から出すワープが使えるのでその辺の心配はいらない。今回は上ルートを薔薇騎士隊ともう1部隊、東ルートに2部隊の四部隊を最初に出して攻めることにした。

 

 

二手に分かれたが敵は容赦なくこちらの本拠地狙いで来るので、念の為足の遅い1部隊は本拠地の守りに付いてもらった。これも他の拠点を取りさえすれば別のところから出撃し直せるので無駄にはならない。上のルートは騎兵がいるのでグリフォンナイトのいる部隊を向かわせたのは正解だった。ガードの上から一撃で敵を葬るので頼りになる。両方の街を制圧すると今度は城攻め。堅く閉じられた都市の門はMAP上に配置されている破城槌(バトリングラム)を用いてこじ開ける。それ以外の手段でも壊せなくはないが時間がかかる。その間も援軍は湧いてくるから……。東の街を取った後は城塞都市までの長ーい道のりを進軍していくことになるので、空を飛べる薔薇騎士を除いては時間をかけて進軍していく必要がある。こういう広いMAPだとどうしても騎兵大活躍になりがち。

 

 

城門の外の敵を一掃し、破城槌で門を破ろうとするとバリケードが突然地面からニョキニョキと生えてくる。破城槌なら1回の体当たりで壊せるのだが、やっぱりここはウォーリアーのブレイブスキルでまとめて破壊するのが気持ちいい。敵援軍もどんどん湧いてきて面倒くさいし。ボスであるルノーとの戦いではやはり騎兵特攻を持つグリフォンナイトが頼りになるが、空中ユニットは地上ユニットに対して回避率が倍になるという特性があるものの、防御面は心もとない。アシストを入れるか入れないかで再計算されるからか戦闘予測が変わるので、好きな方の結果を選べばいいんじゃないかと分かってきた。これはもはや運命を操る力と言ってもいい。まあそれでもどうしようもないときもあるのだが。

 

 

ルノーを倒すとアレインがすかさず一角獣の指輪の力で洗脳解除するが、その直後ガレリウスが街外れの聖所にスカーレットを連れて向かったという報せが入る。うおっ…まさかこの段階でラスボス(候補)と戦うことになるのか? お供にファイター二人を連れているが、ガレリウス本人の能力がヤバい。攻撃を2回無効化するスキルと全体のHPのを1にするスキル、攻撃した相手にカウンターで毒を与えるスキルなどこいつ本当に序盤で戦う相手なのか? 負けバトルなのでは?といった考えがつい頭をよぎってしまう。

 

とりあえず1部隊は前衛のファイターを排除するために犠牲となってもらった。その後も全体のHPを1にするスキルのおかげで戦闘予測が真っ赤に染まるので迂闊に戦闘を仕掛けられないが、いくつかの部隊がちょっとならダメージを与えられると予測が出ているので、もうアイテムを使ってもいいから全滅覚悟で特攻させるか……と思って戦闘させたら死なずに生き残る部隊があった。モルドン一人を前衛に、シャロンを後衛に置いている部隊。シャロンが天のかけら交換で手に入れた聖職者の守杖によってダメージ半減のパッシブスキル・プロテクションが使えるようになっており、ヒールと合わせて前衛のモルドンがガレリウスの攻撃に死なずに耐え、生きて殴り続けられる! まったくの予想外だったがまさかの大活躍。あと一撃のところまで削ると最後はアレインでトドメを刺した。

 

 

ガレリウスを倒すと聖所の中でスカーレットを触媒に謎の儀式をしているバルトロと名乗る魔術師がいた。理由は分からないが、このために教皇の娘であるスカーレットを探していたのだという。オウガバトルで言うカオスゲート(異世界の扉)でも開こうとしているのか? 倒したはずのガレリウスも蘇り、今度はその刃でアレインが死んでしまう…しかし天から六賢人を名乗る謎の声がアレインを蘇らせ、エルフの住む国エルヘイムで一角獣の指輪の封印を解いてこいという啓示を残すのであった。

 

 

アレインはようやく帰ってきたスカーレットと久しぶりにイチャイチャしつつ、啓示に従って解放軍の今後の方針を決めることになった。ちなみに正気に戻ったルノーは行方不明に。指輪の封印を解くために南のエルヘイムへ向かうか、アレインの従姉であるヴァージニア姫の目撃情報があった東のドラケンガルドへ向かうか。最終的に両方行くことになると思うが、どちらから先に行くのかは任意である。薔薇騎士団の三人も正式に仲間になり、再び編成を組み変えなければならず考えることが多い…! でも新しい城塞都市へ来たら、とりあえず宿屋で料理を頼んで一息つきたい。チーズinハンバーグを頼んだらポテトとポテトとポテトでじゃがいもが三つも被ってしまったぞ。これメインの料理以外の付け合せはランダムなのか。ものによっては面白いスクショが取れそうな気がする……。

 

 

続く。