四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

『ユニコーンオーバーロード』を遊ぶPart2

 

このゲーム序盤でまだ解放してない地域も歩き回れたりして、基本的に進行がかなり自由。そのせいかストーリーの連続性はちょい薄めというか、どんな順番で行っても破綻しないようになっているからか話の繋がりは結構曖昧になっているところがあって、その最たる部分がいきなり(たぶん)ラストバトルに行けてしまうところ。

 

 

フィールド上で橋が壊れている場所があるのだが、城塞都市バールバチモでウォーリアーのモルドンを仲間にした後材料のコルサイト石を30個用意すれば修理が可能になる。修理した後にこの先には何があるのかなと橋の先に足を踏み入れようとしたら、なんとここから先へ行くと最後の戦いですといった雰囲気を急に醸し出してくる。それでも先に進もうとすると、ゼノイラ帝国側の意味深なイベントが流れたりして本当に最終決戦っぽい感じになってくる。レックスがスカーレットを巻き込まずに皇帝ガレリウスを倒すつもりだったのかと勝手に納得しているし、もしかしてスカーレットを助けた後にも差分があったりするのだろうかとちょっと気になるところでもある。

 

推奨レベル40だけあって敵のステータスを見ると上級職だし装備もカッチカチだしスキルもやばい。MAPも広大でおびただしい数の敵が配置されているし、当然勝てるわけがないので早々に白旗を上げた。いつかリベンジできるときを楽しみに待つとしよう。

 

 

気を取り直して続きをやる。一応推奨レベル順にやっていくのがいいかなと思い、沼地に遺跡とやってきて推奨レベル5で残ったのがパラディス砦解放戦という、特にストーリーの無いリベレートクエストと呼ばれるもの。サブクエストよりはるかに狭いMAPでの戦いなのですぐに終わるのが特徴。敵ユニットも4部隊しかいないし、普段は騎兵の機動力に頼りがちだから今回は歩兵でも十分活躍できそう……そんな程度の認識でこっちも育成中の2部隊程度を出せばいいかと思って敵に近づいていくと、敵騎兵のワイルドラッシュクレリックのいる部隊が半壊し慌てて作戦を変更、聖騎士ジョセフのいる部隊を出して逆襲して終わらせる。いや正直だいぶ焦った。

 

 

他にも敵の部隊が二つしか出てこないものの、敵グリフォンナイトのブレイブスキル・ファストエールによってMAP上の移動速度が倍になり本拠地のタッチダウンを狙ってきて焦らされたり、小粒ながら面白いものが多く色々と戦術の勉強になる。他にも無制限に利用できるフリーマップや、名声を高めれば手に入るらしい伝説の剣がある墓所など興味が惹かれるのだがストーリーも進めていかなければ。

 

今度は推奨レベル6に上がり沼地の隣の傭兵ベレニスの砦。ぶっとい脚のねーちゃんが王子の実力を見るために戦いを挑んでくる。兵種マーセナリー(傭兵)が初登場。大剣による高い攻撃力と、フォロースラッシュという味方が攻撃を受けたときに反撃するスキルを持つ。MAPはほとんど街道の上での戦いになるが、見張り台にクレリックが陣取っているので放っておくとアシスト回復が厄介。国中から集めてきた天のかけらを30個ほど交換して仲間になった有翼人のオクリースが地形を無視して行動できるので、脇道の見張り台を攻撃させつつ騎兵を前進させる。敵リーダーのベレニスまで肉薄したものの、拠点手前で傭兵を召喚するブレイブスキルを使ってきてスタミナをゴリゴリ削る消耗戦に。本人もシーフを前衛に置くめんどうくさい編成なので、こちらも溜まったブレイブポイントでアローレインなどを撃ちまくり削った後に直接攻撃で撃破。その後ベレニスが仲間に。クエストなどもちまちまこなしていたおかげでこの時点で名声もCランクに上がり、勲章が50あれば部隊を4人編成まで増やせるように。

 

 

この地域を平定すると採掘場が利用できるようになった。利用するには一回200Gで、ず~っと昔にやったFF9ミニゲーム『ここ掘れチョコボ』を彷彿とさせるようなミニゲームだ。制限時間30秒で、一回つるはしを振るうごとにソナーのように地面のどこにアイテムが埋まっているのかが分かり、正確な位置を探し当てればあとはアイテムに応じた深さまで掘り進めばアイテムが手に入る。

 

基本的には採集アイテムのコルサイト石と鉄鉱石ばかりなのだが、たまに天の欠片が手に入るし、稀に宝の地図も掘り当てられる。鉄鉱石は1個200Gで売れるので赤字になることは無いという夢のような施設だが、さすがにやりすぎてもヌルゲーになるだけなので宝の地図が出なくなるまでを目標にして掘りまくった。結果的にその頃には鉄鉱石が100個くらい増えていた。

 

 

 

せっかく宝の地図を手に入れたのでお宝探しに挑戦。クエストの欄から地図の中身を確認してみると地図上に丸い輪が描かれており、宝が埋まっているであろう場所の小さな画像が添付されている。最初のコルニア地図1は採掘場の近くにあった洞窟の入り口のような顔のある場所だったので分かりやすい。ここで手に入る祝福の直剣は行動ごとにHPが回復する武器。ドラクエの奇跡の剣みたい。コルニア地図2は魔女の沼地から北に少しいった場所の森の中で、中身がガーディアングローブというガード後に攻撃力と会心ダメージアップのバフが掛かる防具。誰に使わせればいいのだろうか…いっそのことホドリックにでも使わせてみるか? コルニア地図3は王都グランコリヌの北にある森の中。シャーマンにスピード低下のデバフを掛けられながら探索しなければいけないので面倒だった。中身は踊り子の足環というアクセサリーでアクティブスキルを発動した際に会心率と会心ダメージが上がるパッシブスキルがついている。つまりアクティブスキルが二回使えないと意味がないわけで、オクリースに持たせるのが今のところ最善だろうか? コルニア地図4は地図3の西の方、聖堂みたいなところに行く途中の湖のほとりで、中身は名将の長弓という今の時点では攻撃力の高い弓。エリアルシフトという空中の敵に対して強くなるバフスキル持ちだが今のところあんまり使い道は思い浮かばない。炎上効果持ちのフレイムボウの方が良さそうに思える。コルニア地図5はどこかの島の浜辺っぽいことは分かったのだが、歩いて回れる範囲では似たような地形は見つけられなかった。もしかしたらまだ解放してない港町から行ける場所なのかもしれない。

 

 

ついでなので各地にある石板の方も同時にまわった。石板クエストの発動には色褪せた手記というアイテムが必要なのだがどこで手に入れたのかは忘れてしまった。多分コルニア一周のときだと思うが……。石板には順番どおりに触れていかないといけないのだが、順番を間違っていてもそれが何番目の石板かはそのとき教えてくれるので総当りでもそれほど時間がかからない。まず一番目のミノタウロスの石板はコルニア地図3と同じ地域の西の方にある廃墟みたいなところにあった。そして二番目の人魚の石板はコルニア国の北西の海岸沿いにあった。石板の位置はマップ上に記憶されるので、最初の頃にコルニアを一周していたのが役に立った形に。そして三番目が沼地の魔女の村から西にいったところにあり、最後の一角獣の石板は採掘場から北に行ったところにある。その全てを調べ終えると王剣コルニクスという攻撃力15で全てのステータスが5上昇するという破格の武器だ。名前からしてアレイン専用かと思いきや剣士なら誰でも装備できる。しかしアレインに持たせたくなるのが人情というものだ。

 

 

そういうわけでお宝探しも終わり、強力な装備の数々も手に入ってちょっとした万能感を味わいつつ、次のMAPは推奨レベル6の騎士団領奪還。非常に東西に広いマップで、歩兵の機動力では横断するのに相当時間がかかる。いつも通り騎兵を先行させて、途中の拠点を占拠したら一旦引っ込めて歩兵をそこから出撃させるほうがよさそうな感じ。民衆から税として食料を集めているおかっぱ頭のガストンとかいう領主が今回の敵。騎士団もまとめて敵になっているのだがゲスト参戦の騎士アデルが説得を試みると寝返って味方になるのだが、正直そんなに頼りにならない。

 

 

だが本命はその後に現れる援軍のグリフォンナイト・フラウ。今回の敵の主力である騎兵に対して無類の強さを誇り、横一列攻撃一発で全滅させてしまうほど。この子に近くの街を占領してもらえばそこから自軍を出撃させることが可能になるので非常に都合のいい存在だ。敵の騎士団はもう一つの別の部隊も説得できるがこちらはガストンに義理立てして寝返らないので倒すしかない。ちなみにこのMAPからの新要素として道中に石像があり、祈りを捧げることで広範囲を攻撃したり味方を回復したりできる。

 

 

ここのボスであるガストンは過去に飢えたことのあるトラウマからか食料を集めることに拘泥しているらしいのだが、住民に対する配給も滞りなくやっていたというような話も聞けるためそんなに悪い奴でもなかったのでは?という気がしてきてちょっと後味が悪いサブクエストであった。解放した後のモブ騎士もこれでまた贅沢できる!みたいなことを言っていたので余計にそんな気持ちになる。ガストンは仲間になってもおかしくないような雰囲気があったが、他のキャラと何が違ったのだろう……。

 

今回のMAPの範囲が凄まじく広かったおかげで解放された範囲も広く、スカーレット救出まであと1歩のところまで迫った。レベル10になると新スキルも解放されてガンビットの構成にますます頭を悩ませる。嬉しい悲鳴である。

 


続く。