四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

ウマ娘アプリ2.5周年。

チャンピオンミーティングMILE以降、二ヶ月の間特にウマ娘に触れなかったが一応アプリはやっていた。触れなかったのはこの間の対人イベントがリーグオブヒーローズ(短距離)とチャンピオンズミーティングDARTだったからで、とどのつまりゼンノロブロイを活躍させられなかったからでしかない。それほどまでにウマ娘のモチベはゼンノロブロイを出せるかどうかに左右されているのである。魔改造できるだけの因子を用意できなかった自分が悪いと言われてしまえばそれまでだけど。

 

 

とりあえず軽く触れておくと、6月の短距離LOHはスプリンターズステークスのコースだった(中山1200m)。タイキシャトルの固有”ビクトリーショット”が有効なため、使用キャラのタイキシャトルカレンチャンサクラバクシンオーの三名を先行で使う。短距離は手持ちにいなさすぎるのでほとんど選択肢がないので楽しみが少ない。とりあえず全員ビクトリーショットを継承させ、順位が1~2位の場合発動しないビクトリーショットをフォローする意味で真っ向勝負を持たせ、2つの加速スキルを用意。この直前にタキオンの因子研究があったおかげで、手持ちに短距離因子9を作れたので全員短距離Sになっているが、短距離での勝敗は運要素が強くあまりSの恩恵を感じられなかった。

 

今回のLOHは前回最大の批判点だった3990pt調整が修正され、必ず4000ptで一旦止まるようになった。前回のLOHはその辺をまったく気にせず4000pt越えてしまい、後から4000ptが近づいたら弱いのを出して調整するとか言われて愕然としたものだった。報酬を貰えるのが30000ptまでなのでそこを目標にしていたのだが、最後の最後で100pt足りないという悲しい状況に。これでも前回よりは成績が良かった。

 

 

そして7月のチャンピオンズミーティングDARTかしわ記念船橋1600m)想定のコース。このコースははっきり言って地獄の様相を呈していた。コパノリッキーが強すぎるのだ。コパノリッキーは緑スキル(バフ)の数だけ固有の性能が上がるのだが、コパノリッキーは自前でバフを持っているうえに、今回のレース設定が良・晴・根幹距離と緑スキルが比較的揃えやすい。コパ一強状態になったおかげで、コパ+デバフ役2という結論編成が生まれてしまった。

 

はっきり言って完成されたコパノリッキーに対抗するすべは無く、相手の育成が半端なのを祈るしかない。まあ確かにコパはたくさん出場していたが、実際はガチガチに育成されたコパは少なく、それなりに勝てるときもあった。今回はハイボルテージという新スキルが有効な加速として機能していたので、SSRゴールドシチーを借りて全員に持たせることにした。だがこのスキルは逃げ脚質でも有効なので、リッキーが持っていたらそれこそ手がつけられない。ホッコータルマエがベストなタイミングで固有発動させてもまるで追いつけないのだ。結局はマイルSのついた先行運用のアグネスデジタルが勝率3割とそれなりに頑張ったおかげで最終的にはB決勝を一着で終える。周りもそんなに育成を頑張ってない雰囲気だったのでそれに助けられた感じだ。

 

 

その対人戦の間に”目指せ!最強チーム”という対戦相手のチームから一人スカウトしていって、最終的に総合力の高いチームを作るという、引退している間に一度やったことがあるらしいイベントに初めて立ち会うことになった。最初に強い子を出せばいいんでしょ?という認識で始めたのだが、実はたくさんの種類のウマ娘をスカウトしていってリストを埋めていかなければいけないので、最初のうちは弱い子を出すのが正解だったらしい。

 

評価Gならスカウトに必要なコストが低いのでものすごい早さでリストが埋まっていく。リストが埋まると能力に補正が掛かって勝ちやすくなる、というわけだ。とにかく対戦相手の更新を繰り返して評価Gの子を持っている相手を探すのが最初のうちにやらなければならないことだった。何も考えずに始めたら損しまくるイベントばっかりだ。あと新しい夏用のおでかけイベントも追加されたので、久しぶりにゼンノロブロイ分を補給できた気がする。

 

 

というわけで8月24日でウマ娘アプリが2.5周年を迎えた。レースシステムに若干の変更が加えられたり、アニメRTTT主人公だったナリタトップロードがようやく追加されたり大小様々なアップデートがなされたが、一番大きなものはやはり新シナリオ・プロジェクトL’Arc。日本競馬会が未だに勝ったことがない凱旋門賞への挑戦にフォーカスを当てたシナリオである。難易度がいまだかつてないほど高く、下手すれば対人戦よりもよっぽど強いNPCと戦うことになる。まさかメインシナリオで戦うミホノブルボンより上の相手が出てくるとは思わなかったが……。

 

 

”プロジェクトL’Arc”は完全に凱旋門賞で戦うことを目標にしたシナリオで、育成ウマ娘ごとの目標が無くなり、完全にシナリオ上の目標に従うことになる。そして同じプロジェクトL’Arcに参加するウマ娘たちとトレーニングすることでスターゲージが溜まっていき、それがいっぱいになると最大5人と”SSマッチ”という特別なトレーニングを行うことができるという、メイクラ+アオハル杯といった感じの育成システムになっている。とにかく自分からレースにほとんど出なくていいのと、SSマッチによって全ステータスが雑に上がっていくので適当にやってもかなり強くなるのだが、あまりレースに出ないということは因子の相性はいまいちになりそうでその辺はちょっと困りものだ。

 

アオハルと似た感じで節目節目でL'Arc代表戦という模擬レースを行い、クラシック期の7月からは遠征、トレーニングを経てフォア賞などの前哨戦を走ったのち凱旋門賞本番となる。この遠征というのが曲者で実質これまでの夏合宿と似たような感じなのだが、このプロジェクトL'Arc専用のシステムとして海外適性があり、SSマッチなどで手に入る適正Ptを使って海外適正を上げなければデバフがかかって大幅に能力値や適正が下げられてしまう。逆に適正レベルを上げればトレーニングボーナスなどの恩恵もあるし、芝や中距離が走れないウマ娘も海外適性を上げることで一時的に走れるようになってしまうのだ。そもそもそんなんで凱旋門出ようなんて思うなよ!という突っ込み不要のシステム。

 

クラシック期の遠征では絶対に”ジンクス”というデバフがかかるため250もステータスが下げられてしまうので苦戦は必至。ゼンノロブロイの育成シナリオにおけるクラシック期有馬記念シンボリクリスエスに勝つ以上の準備が必要になるので、スキルを取らずに進めようというナメたやり方は許されない。シニア期の凱旋門賞はクラシック期ほどではないにしろ、クラシック期に既に凱旋門賞を制覇していれば史実でエルコンドルパサーと一着を争い、ジャパンカップスペシャルウィークと戦ったモンジューまで参戦してくるのである。アニメの一期ではブロワイエと名前を変えて出ていたが、実名を使えるようになったんだなぁ。複数の金スキルを持ち、有効加速スキルも兼ね備えたガチな構成で本当に強いから困る。

 

 

グランドマスターズが実装された半年前、友人枠サポートカードが時間差で実装されたのがよっぽど批判の対象になったのか、今回はちゃんとシナリオリンクのあるサポカと同時実装になった。二箇所のトレーニングに出現し、複数キャラのスターゲージを上昇させるSSR佐岳メイと、凱旋門賞に極めて有効な加速スキル”王手”を持ち、絆100の状態で全ステータスにトレーニングボーナスが乗るというSSRエルコンドルパサーの二枚。

 

ここが回し時だろ!と貯めに貯めた無償石60000、ぶっ放すときが来た。というか単純に久しぶりにガチャして気持ちよくなりたかった。二天井とガチャチケ50枚で結果は佐岳メイ3にエルが2。二枚は天井で交換できるし、虹結晶が2つあるから両方完凸は可能だが……ここまでするほどだったかな?とガチャし終わったあとちょっと背筋に寒気を感じた。これを現金で回していたとしたら12万円分と考えるとヤバい。佐岳メイは完凸しなくてもほとんど使用感が変わらないらしいが、エルの方を完凸するかどうかは100連無料ガチャ期間が終わってから考えることにする。

 

これで後半年はそれなりに遊べるだろうと思いたいが、最近正直ちょっとダレてきている。9月のLOHが菊花賞、10月のチャンミが凱旋門賞ということでゼンノロブロイを活躍させられそうなので、もうちょっと頑張ってみようかな…と思う。まあ飽きても10月からウマ娘アニメ3期も始まるので、そっちを楽しめばいいだけの話だ。これでCygamesがKONAMIから訴訟を起こされてなかったら何の憂いもなかったのに。