四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

ウマ娘・アクエリアス杯と2nd Anniversary

2月のチャンピオンミーティング・アクエリアス杯は東京ダート1600m(フェブラリーステークス)となったので、出場できるウマ娘はかなり制限された。手持ちの中ではウララ、ファル子、タルマエ、デジタルが素でダートA、タイキ、オグリ、エルコンがダートBで因子改造が容易な組だ。この中から3人選ぶことになるが、脚質分布と個人的な感情を元にチャンミ参加は以下の三人になった。

 

 

まずスマートファルコンは固有スキルによる他の逃げウマを邪魔する壁性能の高さで採用。逃亡者が有効なコースだったので、レース展開次第では勝つこともあるはず。そしてホッコータルマエは固有がダート専用ということで、ここで出さなきゃいつ出すんだという感じで採用。先行脚質としてはタイキシャトルの固有が有効なため多分タイキシャトルの方が強いと思うが、そういう打算はこの際関係ない。そして先月ホッコータルマエガチャのすり抜けで出たアグネスデジタルが追込を担当する。

 

上記の3人をアオハルでのみ育成した。理由は手持ちのサポカでは満足な加速スキルを用意できないので、”アオハル点火・力”に頼らざるを得なかったからである。アオハル力はアオハル杯でのみ取得できる終盤発動の加速スキルだが、終盤のどこで発動するかは完全にランダム。はっきり言って博打以外の何物でもない。こんなスキルに頼らなければいけない時点でかなり分の悪い戦いになることが予想された。頼みの綱のノンストップ・ガールも、今回は有効に発動することがほとんど無いコースのためお守りのような感じでデジタルに持たせるのみにとどめた。

 

 

グレードリーグ・ラウンド1は40戦9勝。当然ながら惨敗である。スピード限界1300のアオハル産で限界1600のグランドライブ産に勝つのは当然厳しいし、スキル構成においても分が悪い。完成されたコパノリッキーはとんでもない強さだし、”抜群の切れ味”・”電光石火”・”つぼみ、ほころぶ時”などの充実した加速スキルを用意できるような相手には勝ち筋すら見えない。ラウンド2はBグループへ進む。

 

グレードリーグ・Bグループラウンド2は意外にも40戦25勝という気持ちの良い結果。負けてもしょうがないとは思っているが、やはり勝ったほうが楽しいものだ。なぜ突然勝てるようになったのかは、相手の能力を見れば一目瞭然だった。スタミナを舐めすぎている。1600mは通常ならばスタミナ550くらいあれば走りきれるコースのはずだが、今回は天候が雪、馬場が重と普段よりスタミナが要求されるコース。調子次第で最大一割下がることを考えると最低でも600は欲しい。それを遥かに下回るスタミナの相手が多かったのが主な勝因だった。

 

 

グレードリーグ・Bグループ決勝は確定で絶好調になるためスタミナの優位性はない。よってラウンド2ほど容易には勝てないだろうと思っていた。レース展開は先行のホッコータルマエが中盤で逃げを一人抜いて2位になってしまう。固有発動条件は3位~4位なので、このままではやばい。そのままスマートファルコンを先頭にホッコータルマエが2位で最終直線に入ってくる。固有が出れば勝ちを確信したが、固有不発で勝ったためしはない。終わった……。後ろから他トレーナーのオグリとエルコンが追いついてくる。エルコンにファル子が差され、タルマエとも段々差が縮まってくるがそれよりもゴールが先か!? このままならいける…いける…いった! 勝った! なぜか勝ってしまった!

 

B決勝の勝因は相手がほとんど加速スキルを載っけていなかったおかげだが、まあ知識の差の勝利と言っていいだろう。ウマ娘は運の要素が極めて強いゲームだが、知識があって初めてサイコロが振れるのだ。それにしても勝った上で見るウイニングライブは良い。これならあと100回は見てもいいな。復帰してからちょっとづつとはいえ毎日やっていたから、ちょっと飽きてきていたのだがもう少し続けてみようかなという気になってきた。だがもうすぐ二周年。身の振り方はその内容を見てから決めても遅くはないだろう。

 

 

その2日後、二周年のアップデートが来た。待ちに待ったツインターボミスターシービーの育成ウマ娘の実装、メジロラモーヌのサポートカード実装、スターホースとコラボした新育成シナリオ・グランドマスターズの実装と周年記念だけあって盛りだくさん。覚醒で習得する金スキルを一定の条件を満たすことで更に上位のスキルに進化できるようになったり、固有スキルや汎用スキルの発動タイミングと効果のバランス調整も同時に実施され、もはやこれまでの知識は通用しないくらいの大幅な変更が行われた。

 

こういうときのサポートカードはハズレがないのでここがガチャ回しどきだろ! と思って無償石30000を使ってラモーヌ完凸するまでやってしまったが、無料ガチャ120連が終わるまで待ったほうが良かった。だが久々にガチャを回すという誘惑に勝てなかった。SSRラモーヌの性能は最高レベルのトレーニング性能+最高レベルの技マシンといった感じでまぎれもなく現行最強の賢サポカと言って間違いないと思う。ただしスキルはマイルと中距離の汎用的なものばかりで、必須というほどのスキルは持っていない。

 

 

また新育成シナリオのグランドマスターズがかなりの曲者。サトノグループ(セガサミーかな…)の開発したVRソフトのサポートAIがウマ娘の三女神(トレセン学園の庭に建っているアレ)ダーレーアラビアンゴドルフィンバルブ・バイアリータークの三柱と同じ姿を再現してしまい、それがトレーニングのサポートをしてくれる……というウマ娘の世界観の深いところにちょっと触れる感じのお話。URAファイナルズに登場する桐生院・ハッピーミークやアオハル杯に登場する樫本理事長代理・リトルココン・ビターグラッセも絡んできて賑やかなシナリオである。ここまではいい。

 

 

育成システムはトレーニング・おでかけ・お休み・レースの全ての行動で知識の欠片と呼ばれるトレーニング効果を上げるものを入手し、8個までストックされる。知識の欠片は2個手に入るごとに合成されてさらに強い効果を持つ結晶へと変化する。欠片が8個集まった時点で、集めた知識の欠片や結晶の色に合わせて三人の女神の叡智のうちの一つが手に入り、使用すると大きな効果を発揮。その後また欠片を一から集め直しになる。女神の叡智は使用するごとにそれぞれレベルが上がっていき、育成中永続的に効果を発揮するようになる。

 

体力回復+やる気アップ+レースボーナス大、サポート全員を一回だけ強制友情トレーニング、トレーニングする全員のスキルヒント入手など女神の叡智は凄まじい効果ばかりだが、なかなか一箇所に集まってくれないので相当な運ゲーが要求される。何回か育成したがどうやればうまくできるのか全然わからない。年末に開催される特殊レースに合わせて赤女神の叡智を使えば能力値やスキルPがグンと増えるのでそれだけは狙うようにはしているのだが。なんだか先行き不安だが、一ヶ月やってみてから継続するかどうか考えようと思う。うーん、やり慣れたアオハルに戻りてぇ……。