四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

フィットボクシング連続400日と今期アニメの本命。

 

フィットボクシングのデイリーが連続400日に達した。体重減少が非常に緩やかになってきたのだが、記録上に残っている連続400日の一日目(2022年6月)が79.6kg、フィットボクシング1を初めてやったとき(2019年9月)が83kgだったのでこれでも一応減ってきてはいるのだ。それでも効果が低くなってきているので、時間を増やすかトレーニングの負荷を上げるかのどちらかしかない。ダイソーの200円で売っているパワーリストを買ってきて付けてみたら一日で肩に違和感が発生したので、常用するのはちょっと厳しいかもしれない。

 

最近はアニメを消化しながらフィットボクシングをやるのが常態化している。平日は2本、休日は3本。TVアニメのフォーマットが一回あたりおよそ24分なので、日常でこなす尺としてはちょうどいい。おかげでアニメを見る本数がやたらと増えてしまった。去年までは1クールあたり7~8本も見れば多い方という感じだったのだが、今期は18本も見ている。基本ながら見ということになるので、あまり演出の凝った作品や複雑な物語の話を見ても頭に入ってこないため、これまであまり視聴候補に入れこなかったタイプの作品にも需要が発生している。ラノベとか、なろう原作みたいなやつ。そのどうでもよさが逆にありがたいほどだ。

 

だから逆にいえばフィットボクシングやりながら見たくないアニメが個人的な本命ということになる。今期で言えばファフナーとアンデッドガールとバンドリ。特にバンドリは以外な拾い物で個人的な今期のダークホース。シリーズのファンに言わせればギスギスする展開自体は毎回あるらしいのだが、今回のアニメはその中でも特別尖った作品らしく、そういうところがうまい具合に自分に刺さったのかもしれない。作品の知識が無くても全然話に入っていけるのも初心者に優しく、本当に毎週楽しみな作品になってしまった。

 

最初はなんだかこいつらギスギスしてんな、くらいの感じだったのだが話の理解が進むほどにギスギスというよりドロドロとした人間関係であることが分かってきて、いつもOPで楽しそうにバンド活動してるけど本当にそうなるのか?という期待と不安が半々。メインキャラである愛音(あのん)ちゃんは空気が読めないキャラの上に棒読みなのであまり好きになれそうもなかったのだが、今ではこの子が場を引っ掻き回してくれないと堪えられなくなっているから不思議なものだ。しかもバンドメンバーからは露骨にハブられがちなので不憫属性も持ち合わせている。メインボーカルである燈(ともり)を愛音と取り合う関係である、ドラム担当でいつも正論で愛音を凹ませる立希(たき)ちゃんとの組み合わせが好きで、最終的には燈そっちのけでイチャイチャしててほしいとさえ思っているくらい。そして一見バンドの良心のふりをしているゆるふわガールそよさんの地雷感が回を増すごとに強まっている。前バンドであるCRYCHIC(クライシック)にしか興味がなく、それ以外のことには露骨に冷ややかな態度を取るのが緊張感を高める。他のアニメがまだ3話くらいでエンジンかかってない状態なのに、バンドリは初回に3話まとめて放送したおかげで現在既に6話、次回で初ライブという最初の山場を迎えようとしている。向いている方向性もバラバラ、練習も満足にできていない状態で絶対失敗するに決まっているのだが、事前に公開されている台詞からこの後またひと悶着ありそうでワクワクドキドキの展開が待っている。特に愛音ちゃんはめちゃくちゃ凹まされそうな感じで特に楽しみ。こういう自分向けの作品に出会えるから、アニメ見るのをやめられない。