四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

ウマ娘・アリエス杯。五ヶ月ぶり三度目の引退。

4月のチャンピオンミーティング・アリエス杯は京都3200m(天皇賞・春)。右・良・晴という素直な条件だがG1では最長の距離のコースであり、京都競馬場には大きな坂があるので非常に多くのスタミナが必要になる。そのうえ長距離にはスタミナデバフスキルである”スタミナグリード”があり、複数の敵からそのデバフが飛んでくる可能性、そして調子ガチャによる能力低下のことを考えると、かなり多めにスタミナを確保しておく必要があった。

 

ゼンノロブロイビワハヤヒデマンハッタンカフェの三人で行くというのは先月宣言した通りだが、カフェは最悪スタミナグリードを撃つ機械になってくれればいいとして、ロブロイとハヤヒデ……特にハヤヒデは進化スキルが両方とも”すごく回復”なのでぜひともここで活躍させたかった。ここでやらなきゃいつ機会が巡ってくるか分からない。

 

来月からチャンピオンミーティングとは別の対人イベント、リーグオブヒーローズというまだ詳細が発表されていない新イベントの開催が予告されており、毎月の定期開催ではなくなってしまう。ゼンノロブロイをセンターに立たせたい……そう思ってやってきたが、そのチャンスが減少することになるのでなんとか今月頑張りたかった。

 

 

その前に3月末には”アグネスタキオンの因子研究”という、殿堂入りウマ娘の持っている因子を3回だけ強化することができるイベントが開催されていた。当然アリエス杯で使う用の因子を強化することを考えるのだが、手持ちの因子はこれまで星3であることを最重要視していたため、スキルなどを引き継ぐための白因子がショボいものばかり。

 

これまで三色因子は酷いけど白因子がズラリと並んでいるような殿堂入りウマ娘は処分してしまっていたので、まず強化するための土台となる因子を作ることから始めなければならなかった。できることならパワーかスタミナ、そして長距離の因子。そして今回は主力が先行になるため、加速の手助けになる継承固有持ちが望ましい。その候補に挙がったのがスペシャルウィーク。固有スキル”シューティングスター”は2周年の調整で加速の効果を持つようになったため大幅に強化された。頼れるものが少ない以上藁にでもすがるような気持ちだ。

 

その後因子研究のイベント期間中ひたすらスペシャルウィークの育成が続いた。必要な能力値と距離と10個以上の白因子という条件でやっていたが、本当なら親の代の因子もこだわるべきだったと今なら思う。ずっとやり続けて育成も飽きた頃にようやく条件に合致するスタミナ2長距離2白因子12の因子が完成した。これようやく本育成が始められる……。

 

本育成期間は因子研究イベントの期限だった4月2日からおよそ二週間弱。先行にとって絶対必要な加速スキルである”本領発揮”はロブロイならクラシック期の有馬記念を勝てばイベントで手に入るので良かったのだが、ハヤヒデは借りられるサポの関係でWBC勝利時のスキルヒント入手で取らなければならないため何回かに一回手に入れられるかどうかだった。それでいて長距離Sも因子継承で上げなければいけない……。いくら因子研究で長距離9を自前で用意できるようになったとはいえ、継承は確実ではない。考えるだけでも気が遠くなりそうだ。

 

 

二週間気が狂いそうになるほど低確率の育成を繰り返し出来たのが上の二人。カフェは結局育成に着手することもなく、チームレース用をそのまま使うしかなかった。ロブロイはともかくハヤヒデは全然長距離Sにならず、仕方がないのでバフスキル”右回り””春ウマ娘””良バ場の鬼”で可能な限りスピードを盛る。これでおよそ180は盛れているはず。あとは本領発揮に加えて”垂れウマ回避””真っ向勝負””シューティングスター”を加速補助として採用。こうなると道中スキルまで覚える余裕がなかった。今回のコースは坂がヤバいので賢さよりもパワーを重視したステータス。結果的に言えば、もうちょっと賢さも欲しかったかな……。

 

 

アリエス杯グレードリーグ・ラウンド1。結論からいえば思ったよりは勝てた。だが環境レベルの強キャラである餓狼ナリタブライアン、正月サトノダイヤモンドが出てくるとまるで歯が立たない。あと道中スキルと賢さを軽視したためか終盤始まった時点で差し追いにまくられているケースが多く、負けを積み重ねる。

 

長距離なので前目の脚質はあまりいないと思われていたが、逃げが複数出てくると先頭との差によって発動する本領発揮が発動しないこともあり、勝ちを逃すケースもたびたび見られた。ラウンド1は40戦16勝。うちゼンノロブロイが14勝。5連勝することもあり、もしかしたら今回はA決勝いけるかも、などと淡い期待を抱いてしまった。

 

 

ラウンド2・グループA。驚くほど勝てなくなった。ナリタブライアンサトノダイヤモンドはもちろんのこと、他のウマ娘相手でもステ差があまり激しくひたすら負け・負け・負け続ける。二日目はまさか一回も勝てないままなのかと19連敗し絶望的な気分になったが、最後の最後で何故かカフェが勝つというミラクルを起こす。ラウンド2の結果は40戦5勝。決勝はグループB行きとなった。まあ好きなキャラで勝とうとしてるからもあるんだけど、本当にA決勝の壁に阻まれ続けている。

 

 

アリエス杯グレードリーグ・グループB決勝。対戦相手のメンツを見ると、やはりAよりツーランクぐらい落ちる。能力は高くてもスキルはめちゃくちゃだったり、レベルの差がありすぎる。しかしここで最大の誤算が。天皇賞・春は終盤が1000m以上と非常に長いため、速度補正の強い後方が必然的に強くなる。よってラウンド1も2も差し追いが非常に多かったのに……なんで決勝に限って逃げ2先行6差し1なんて構成なんだよ!! 

 

レースが始まると、ロブロイとハヤヒデがグイグイと下位に追いやられ、いきなり7・8・9位を独占してしまう。賢さを重視しなかったツケがここで出てしまったように思う。そしてこの脚質偏り最大の問題点、それはロブロイの持つ先行用の回復スキル・レースプランナーが発動しないことだった。発動条件は1~5位になっていること。普通だったらこんなに先行ばかりにならないはずの異常事態。決勝はいくら絶好調固定とはいえ、スタミナ足りるんだろうか? 不安を募らせたままレースは後半へ。

 

 

じわじわと順位を上げていくハヤヒデとカフェ。そして相変わらず振るわないロブロイ。どうしてこんなことに……。終盤直前という一番良いタイミングでカフェの固有が発動。あれ? これもしかして勝っちゃう? そうなったらある意味面白いけど……。そう思いつつもハヤヒデが本領発揮を発動、一気に加速しそのまま固有スキルと内弁慶も発動し先頭に立つとそのまま1着でゴール。カフェはまさかの3着と大健闘。ロブロイは5着に終わった。まさかの結果だが、決勝は他のトレーナーが出してたハヤヒデとの対決を制したし、これでよしとするか……。

 

 

ロブロイセンターが見られなかったのは残念だったが、最近時間がカツカツなこともあって、時間泥棒であるウマ娘のアプリはしばらくお休みすることにした。今度復帰するときはロブロイの衣装違いが出た時か、イクノディクタスが実装されたときになるはず。多分。それまではウマ娘はただのキャラクターコンテンツとして楽しむことにしようと思う。ちょうどアニメ『ROAD TO THE TOP』の配信が始まったし、年内にはTVシリーズの三期も始まるのだ。アプリをやっていなくても十分楽しめるに違いない。