四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

ウマ娘・サジタリウス杯とロマンシング・サガ ミンストレルソング・リマスター

 

ゼンノロブロイ実装からにわかにウマ娘熱が戻りつつある。毎日やるとランダム要素に振り回されまくるクソゲーに思えてくるが、たまにやるとそれが面白く感じるから不思議だ。ちょうとチャンピオンミーティングが実施されるタイミングだったので、せっかくだからゼンノロブロイを一度でいいから勝たせてみたいと思った。

 

引退していた間に増えていた新シナリオ・グランドライブの練習のつもりで何回か育成しつつ、残りの二人は以前長距離のチャンピオンミーティングに参加させたキタサンブラックマヤノトップガンを再利用することにした。ゼンノロブロイは脚質が先行なので、二年目有馬記念シンボリクリスエスに勝つと得られる『本領発揮』と、グランドライブで特別なライブを発生させたときに得られる『キミと勝ちたい』を両立させたいのだが、型落ちのSSRしか持っていないのでなかなか難しく、サジタリウス杯には両方の条件を満たしたゼンノロブロイは結局間に合わなかった。

 

 

そして実際にチャンミを走らせてみると、UG以上が当たり前になっている環境にカルチャーショックを受ける。こちとらSSがやっとのレベルだ。こんなの勝てるわけない、そう思ったが間に合わせで出しているキタちゃんが案外勝ってしまう。全敗することもよくあるのだが、二勝どころか三勝してしまったこともあった。なぜだ? 

 

そしてゼンノロブロイは結局一度も勝てなかった。マヤノですら一勝したのに。まあ突然復帰してグレードBの決勝まで進んだ時点でトータルでは勝ったと言っていいようなものだと思う。決勝戦で自分に負けたトレーナーはちょっとかわいそうだったかもしれない。

 

 

今のチャンミは決勝戦の後専用ライブがあるのか……。勝ったうえでこれを見れたら結構な気持ち良さだと思うが、ウマ娘ファンの間では死体蹴りとか言われてて笑うしか無い。今回は復帰戦だったからこんなものだろうと思えたが、本気で育成に取り組んでいたならさぞ辛いだろうな。

 

これで次は勝ちにいこうとか考えたら地獄を見るのでほどほどにやっていこうと思う。この間一年ぶりのウマ娘と書いたが、1stアニバーサリーのときに一度復帰して一ヶ月ほどやって投げ出していたので本当のブランクは八ヶ月くらいだった。たぶん今回もそれくらいでまた飽きる予定である。

 

 

そしてスカイリムを一時休止し『ロマンシング・サガ ミンストレルソング リマスター』を始めた。ゲーム自体はPS2で出ていたものだが、プレイするのは初。SFC版のロマサガが好きだったので、ミンサガで一新されたゲームシステムやキャラクターデザインがどうも苦手だったので別にやらなくてもいいかなとなっていたのだが、そろそろ手を出してもいい頃合いだろう。本当にやりたいのはロマサガ1のリマスターなのだが、一向に出る気配がないから。

 

 

主人公を8人の男女から選ぶというところは一緒なので、SFC版で一度も選んだことの少ないバーバラを敢えて選んでみる。小学生の頃はどうしてもオバサンにしか見えなくて(26歳なのに)まるで食指が動かなかったのだが、新しいデザインはわりとすっきりとした”ダンサー”といった感じで悪くない。逆に小学生の頃よく選んでいたアルベルトはミンサガで奇抜なデザインになってしまいあまり選びたくない。

 

 

バーバラはマルディアスという世界を貫くニューロードという街道の、一番端にあるフロンティアの街ウエストエンドから始まる。旅芸人の一座という触れ込みで、会計係のエルマンというキャラが最初から仲間になっているのだが、SFC版のそろばん弾いてそうな腹の出た大阪のおじさんみたいなイメージから一転、ミンサガではずいぶん若くなったもんだ。バーバラ固有のキャラ(だと思う)なので、とりあえずエルマンは外さず固定でやっていくことにする。

 

 

バーバラは8人の主人公の中では一番自由度の高いキャラで、やるべき初期イベントは特に何もないが、最初から地図をたくさん持っていて行けるところが多い。とはいうものの最初は幻のアメジストを入手し、フロンティアの誘拐事件を解決するのが鉄板のはずだ。今回は自分もそれに倣おうと思う。

 

 

とりあえずステータス画面を開いてみると、情報量が多くて目が回る。SFC版は当時としても複雑というか面倒なシステム(距離とか隊列とか)がいくつもあったゲームだったのだが、ミンサガはそれに輪をかけて複雑だ。世界観はほとんど同じだがロマサガとは全く別のゲームと言っていい。

 

まず武器や術を扱うスキルレベルがあって、スキルレベルを揃えるとクラスに就くことができて、キャラごとにマップアビリティを装備できて、そして装備の種類分けがめっちゃくちゃ細かくて……まるで情報の洪水だ。一度に説明されても覚えられない。SFCの頃の悪名高きジュエルシステムは、ミンサガではスキル育成用の専用通貨になったらしい。昔はお金が9999以上持てなくて、何か物を売ることで1ジュエル(実質10000金)になるという謎の両替システムだった。

 

とりあえず新しい要素の数々は見なかったことにしてウエストエンドの街を散策する。奥の酒場で詩人(神様)に踊りを披露してアメジストをゲット。武器屋なども覗いてみるが、お金はろくに持ってないし、訳の分からんグラフが並んでいたりして何も買えない。

 

 

情報集めをして二つの開拓村をマップに出したが、そこには妖精の森などという見覚えのない地名が出ていた。入ってみてもちょっと会話があるくらいで何のイベントも起こらなかったが、外に出るとそこは北エスタミル。なんでだ!? フロンティアの外に飛ばされてしまった。

 

 

フロンティア誘拐イベントをやるはずだったのだが、こうなったら先に他の地域で仲間を集めてからフロンティアに戻ることにした。SFC版では戦闘回数によって街に仲間が出現したのだが、今回は最初からある程度固定の場所に仲間が配置されているようだ。仲間を増やすとその仲間が持っている地図で行ける場所が増えるので、どんどん行けるところが増えていき止まらない。

 

 

今回は行き先が分かっていれば船賃がかからないらしく、本当に制限なくどこまでも行けてしまう。昔は料金×PT人数のお金が毎回必要だったのだと言っても信じてもらえないだろう。とりあえずサンゴ海以外の全ての地名を出したところで初日は終わった。そういえばまだ一度も戦闘してないな。