四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

初めての特定健診から一年……。

 

去年四十歳になり、初めて自治体から来た通知の案内に従って特定健診を受けた。自分は独身で未来もクソもない存在だが、医者を毛嫌いするほど愚かなつもりはない。どうせならこれから死ぬまでの人生の残り半分を、オタクとしてせいぜい楽しんでから死にたい。そのためには健康でなければならないのである。

 

不健康体では楽しめるものも楽しめない。500日を越えるフィットボクシングの毎日も、自治体から半年間健康指導を受けての生活改善も全部そのためなのだ。その努力の甲斐あって、ちょっと腰が痛む以外はいたって健康的な毎日を送っていたつもりだった。あれから一年。今年もまた特定健診の時期がやってきたので受けてきたのが2週間前の話。

 

 

今年は体重がそこそこ減ったので結果にそれなりの自信はあった。体重は去年から4.8kg減、腹回りは3cm下がりついにメタボ判定を免れるという快挙。血圧も正常化し、去年は基準を大幅に下回っていた中性脂肪の値が基準を下回り、全ては順調に推移しているかのように思われた。

 

だがよく見ると……尿酸の数字がやっっっっば! 去年は基準値をギリギリ越える程度(7.3)だったのが、今年は大幅に基準を越えてしまっているではないか! 医者からこの数字はかなり高いと言われ、薬を処方して尿酸値を下げるか、食生活を抜本的に改善するかのどちらかを迫られることになった。体重を下げれば暴飲暴食をしていもいい……その考えは甘かったようだ。

 

尿酸の値が高くなるとそれが関節に溜まっていき、激痛を引き起こす通風のきっかけになるというのはよく知られている。以前2度通風になったことがあるのでその痛みは十分に理解しているつもりなのでできればなりたくない。尿酸は尿路結石の原因にもなるが、幸いなことに自分はまだなったことはない。そして尿酸は腎臓にも溜まる。それを放置するとやがて腎不全になっていずれは透析に頼らなければ満足に生活できなくなってしまうという。既に腎機能の低下が検査の数字にも現れている……。

 

それだけは嫌だ! そういうわけで課題がはっきりしているので薬よりも食生活を改めることになった。食生活もそうだが、この一年休日になるたびに眠気覚ましでモンスターエナジーを飲む習慣がでついてしまったのも良くなかったらしい。身体の調子がいいのでちょっと舐めすぎてたところはあった。これを気にエナドリ系はきっぱりと断つことにする。ちょうどかつやのタレカツが先週から始まったところだったのに、今日の昼を最後のタレカツにしなければならなくなった。さらばタレカツ……。