四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

『グレイマン』鑑賞。

キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャー』は衝撃的だった。

自分のガキっぽいアメコミヒーロー映画の概念を塗り替え、MCUの世界にいざなった。

ヒーローとしての輝きと、骨太のアクション・サスペンス。

そこでルッソ兄弟クリス・エヴァンスの存在を明確に認識した。

その後もMCUを見続けたのは

『ウィンター・ソルジャー』よもう一度という夢を見続けたからに他ならない。

 

ルッソ兄弟とクリエヴァ再び。それを知ってしまったら期待せずにはいられない。

とは言っても主演はライアン・ゴズリングでクリエヴァは敵のクソサイコ野郎だ。

あることがきっかけでCIAに追われることになった

CIAの暗殺者である主人公シエラ・シックス。

東南アジア・欧州・北米を転々としながら

CIAの差し向けた暗殺者の攻撃に次々と晒されていくのは

ロケ地のテロップも相まって『シビル・ウォー』と似たテイストがある。

 

空に陸にとアクション的な見せ場も多いし面白かったが

『ウィンター・ソルジャー』と『シビル・ウォー』を足して割ったような

印象がどうしても拭い去れなかった。

あと何か…目的がちょっとショボいというか

CIA本部長が失脚するかどうかでこれだけの騒ぎ起こすのは

犠牲者も生存者も含めてみんなあまりにも報われないので

ご苦労さま…という感じになった。

 

この映画だけではやや消化不良感があり

敵の黒幕やら作中でのトラブルの元凶などが

特に裁きを受けることもないのでちょっとモヤモヤが残った。

なんだか続編やりそうな終わり方だな。