四十の一部始終

ゆるやかに再起動。

『MyGO!!!!!×Ave Mujica 合同ライブ「わかれ道の、その先へ」LIVE FILM』を観に行った。

 

4月末にKアリーナ横浜で行われたMyGO!!!!!とAve Mujicaの合同ライブ『わかれ道の、その先へ』を映画館で上映するという報せを聞いたときには、うおおおおおおお絶対行く!という気分には特にならなかった。11月に発売になるライブ円盤の予約を既にしていたこともあったし、その直前に中国で開催される中国での同ライブの追加公演ライブビューイングを見る予定だったのでこっちは別にいいかとスルーするつもりだったのもあるのだが、ライブビューイングの予約締め切りを一日勘違いしていたせいで見に行けなくなったのでじゃあこっちで憂さ晴らしするかというやや後ろ向きな理由で行くことにしたのであった。

 

結論から先に言えば大・大・大満足。やっぱりライブの内容そのものが良かったということもあるけれど、大画面・大音響でそれを振り返る事ができるというのはそれだけでジーンと来てしまった。今回はペンライト持ち込みも可能な応援上映形式ということで全力で楽しもうという心構えで行ったのも高い満足度の理由かもしれない。自分の見た回ではペンライト光らせてる人がちらほら見るくらいだったのでどこまでやっていいのかという躊躇は最初あったが、最終的には実際にライブに行ったときの半分くらいの疲労と充実感があった。ライブの内容についての感想は当時の記事に任せるとして、ここからはLIVEFILM独自の部分について述べていくことにする。

 

 

今回のFILMLIVEの上映時間はなんと約3時間。二日間あったライブ映像を編集したものに、高松燈役の羊宮妃那と豊川祥子役の高尾奏音による特別映像を加えたものになっている。実際に二日間ライブに参加して二日ともステージ上の演者が豆粒程度にしか見えなかったKアリーナの最上段の席だったこともあってFILMLIVEの映像は新鮮な気持ちで見ることができた。新鮮だった部分といえば演者の表情演技なんかがその最たるもので、詩超絆のときに長崎そよ役の小日向美香が泣いてるとか(これは演技じゃないと思うが)、CRYCHIC版春日影の演奏前に若葉睦役の渡瀬結月がこの世の終わりみたいな表情で突っ立ってるとか、最初は燈をすごい目つきに睨んでた椎名立希役の林鼓子が演奏中にだんだん満たされた感じになっていくとか、そういう現地では全く分からなかったところをちゃんと見られたというのは良かった。

 

冒頭のsumimi二曲や幕間のポエム、演奏前のアニメの切り抜きも完全収録で、セットリストも2日分をニコイチした最強のセトリと言っても過言ではなかったのだが、Ave MujicaのCrucifix X(10話のED曲)だけはカットされていたような気がするので微妙に完璧とは言えないかもしれない。だが今回のLIVEFILMで特筆すべきはやはり三種の春日影を全部盛りしてあることだと思う。CRYCHIC版、MyGO!!!!!版、そしてCRYCHICが解散せずずっと音楽活動を続けていたら…というIFでもあるTHE FIRST TAKE版の三種類は二日間に分かれていたため、それが一度に全部聴けるというのは非常に嬉しい。春日影とセット扱いの人間になりたい歌も2バージョン分の映像がちゃんと流れるし、それ以外だとKiLLKiSSと一聿日箋秋はなぜか二回あったがこれもおそらくはバージョン違いとして扱われているせいかもしれない。好きな曲なのでむしろ願ったり叶ったりだったが。

 

冒頭にちょっとあるぐらいなのかな~と思っていた羊宮妃那・高尾奏音による特別映像も幕間の代わりのように何度も登場し、ライブ映像が終わった後の最後の締めも二人の感想によって締めくくられ、今回のライブについての細かい演出やこだわりについても語ってくれた。そしてエンドロールはオフボーカルの春日影と共に各バンドによるリハーサル風景や合同ライブ当日の舞台袖のわちゃわちゃした様子が流れて今だかつてないほど中の人たちに親しみを感じつつその幕を閉じた。

 

 

公開二週目の入場特典はCRYCHICとSumimiの二択でその結果は……貴重なSumimiグッズだ、大事に取っておこう。