四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

8月8日は龍守逢ちゃんの誕生日。

 

龍守逢ちゃんは眼鏡で、背が小さくて(前から二番目だが、先頭の子が小さすぎる)

ポニーテールで、負けん気が強くて、クラスの副委員長で仕切りたがり屋

どこまでも真面目一辺倒で、勉強が得意なとってもかわいい女の子。

陸上部ではいつも最後方を走っていて、本当はあまり運動は得意ではなさそうだが

それを克服しようとする意思の強さも持ち合わせている。

しかしライバルの谷川さんはテストで全教科満点を取ってしまう規格外の秀才で

スポーツや芸術面でもそつがなく、性格も穏やかで人望もある。

そんな相手にムキになって立ち向かうその姿……もう推すしかない。

 

逢ちゃんは、はっきり言ってアニメでの出番は少ない。

なぜなら原作における彼女の主な出番は

アニメ最終回の体育祭よりも後のエピソードだからだ。

他のキャラクターは後にやるエピソードの前倒しという形でアニメ化されたが

逢ちゃんに限っては8話での水上りりとの絡みはアニメオリジナル。

陸上部としての描写もアニメが初めてで、正直かなり意外だったが

考えれば考えるほど、彼女の性格がにじみ出ていて味わい深い設定だ。

隣の席で居眠りの常習犯、神黙根子ちゃんを起こすのも彼女の仕事で

面倒見の良さが伺える。そして何かにつけて感極まって泣いてしまう人情家でもある。

アニメだけでもしっかり見ていれば逢ちゃんの魅力は伝わってくるのだが

やはり彼女の本領発揮は原作の夏祭り、そして東京への旅行の話だ。

これだけは是非アニメで見てみたい。何なら劇場版やOVAなどでも構わない。

アニメが終了してもう4ヶ月経つが、いまだに諦めきれていない。

原作も何度読み返したが分からないくらいだ。

 

個人的に『明日ちゃんのセーラー服』は実質アイドル作品であると考えている。

アイドルの福本幹がいるから……というわけではなく

不動のセンター・明日小路を中心として木崎江利花と兎原透子が脇を固め

それ以外の子たちにもときどきスポットが当たるチャンスが与えられている。

そんなアイドルグループ”蝋梅学園中等部1年3組”を見る作品なのではないか。

アニメの主題歌も坂道系アイドルと作詞作曲が同じ人が手掛けていて

余計にそれっぽさに拍車をかけている。

この作品の子たちは全員推せるだけのポテンシャルは秘めていて

箱推しと言ってもいいくらいなのだが、その中でも龍守逢ちゃんはとびっきりである。

 

https://twitter.com/siiteiebahiro/status/1556295411274371077