四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』6話まで視聴。

第6話『奈落』はこれまで前フリの前フリみたいな感じの退屈な話がずっと続いていた『力の指輪』で、始めてようやく面白くなってきたなと思えた回だった。結局のところ『力の指輪』は指輪物語のお話を下敷きにしたオリジナルストーリーぐらいの話として正直な…

スカイリム日記21『夜明けの目覚め(後編)』

人間はサングイネア吸血症と呼ばれる病気を経て吸血鬼となる。吸血鬼のドレインを受けることによって感染し、放っておくとやがて吸血鬼になってしまう。吸血鬼になる前に治療を受けるか、疾病退散の薬を服用することで治すことができるのだが、今回ばかりは…

スカイリム日記20『夜明けの目覚め(前編)』

モーサルにおける吸血鬼事件を解決し報酬を受け取ると、俺はようやく山を越えてホワイトランへと戻ってきた。早速ドラゴンズリーチにいる執政のプロベンタスに家を購入することを告げ、5000ゴールド一括耳を揃えて支払う。家財道具は別売りらしいのだが、今…

9月の長雨を乗り越えて。

秋から冬にかけての野菜の仕込みが概ね終わった。 台風や大雨にだいぶ曝されたが被害はそれほどでもなく、かなり残ってくれた。 見えている範囲でもキャベツ、ブロッコリー、カリフラワー、八つ頭。 こっちは蕪、大根、人参、パクチー、レタス、白菜。 画像…

『渇きと偽り』鑑賞。

オーストラリアの平均降水量は日本の三分の一しかないらしい。この映画を見たら、日本の豪雨災害をちょっぴり分けてあげたい気分になった。乾いた大地は心を痩せさせるから。 『渇きと偽り』の舞台はオーストラリアのキエワラという架空の街。知人の葬儀のた…

フィットボクシング連続100日

ついこの間のニンテンドーダイレクトで、フィットボクシングの北斗の拳版なんてものが発表されたが、個人的には正直タイミングが悪いと言わざるをえない。以前にも書いた通りフィットボクシング2には連続365日のアチーブメントがある。北斗の発売日は12/22と…

スカイリム日記19『埋葬(後編)』

俺たちは一列縦隊になって街外れにあるモヴァルスの隠れ家へと向かった。モーサルを影から支配しようとしていた吸血鬼に対して、誰もが怒りをあらわにしている。敵の戦力は分かっていないが、これだけ士気が高ければきっとあっという間に吸血鬼を退治できる…

スカイリム日記18『埋葬(中編)』

吸血鬼を倒し、俺は棺の蓋に手をかける。中には隠れていた亡霊のヘルギがいた。そしてその遺体も一緒に。彼女は近くに倒れていた吸血鬼のことをラレッテと呼んだ。このラレッテこそが少女の家に火を放った張本人らしいのだ。 ラレッテはヘルギとその母親を殺…

スカイリム日記17『埋葬(前編)』

ソリチュードからホワイトランへ行くには、スカイリムの中央山脈を越えるのが一番手っ取り早い。それは以前マスカルスからロリクステッド、ホワイトランへと行った道に比べるとだいぶ険しく、道なき道を進むことになる。 モーサルという街の横を通る街道でス…

『夏へのトンネル、さよならの出口』鑑賞。

昔は映画の上映時間は長ければ長いほど得だと思っていたが、年を重ねるごとに集中力が落ちてきて、今は短い時間でどれだけ満足できるかの方が大事な要素になってきた。そして『夏へのトンネル、さよならの出口』は上映時間83分という小粒な劇場用アニメ作品…

Netflix『雨を告げる漂流団地』鑑賞。

スタジオコロリドの最新作『雨を告げる漂流団地』がネトフリと劇場で公開された。スタジオコロリドは地味な作風ながらも良作を世に送り出し続けているのだが、今回の『雨を告げる漂流団地』もまた夏休み映画としてはピッタリの内容ながらも、微妙に時期を外…

Netflix『BASTARD!!』14~24話視聴。

1~13話の時点でこのアニメがいかなるものなのかについては分かっていた。ほぼ原作そのままのギャグシーン、それなりに原作を踏襲しているエッチシーン、迫力に欠けるバトルシーン、だいたいそんな感じで原作が好きな人が見ればいいレベルの平凡なアニメだ。…

スカイリム日記16『狼を呼びし者(後編)』

山奥のサルモール大使館の前を通り、ウルフスカル洞窟の前までやってきた。入り口に何体かいたスケルトンを軽く蹴散らしたのだが、思えばこのとき既に洞窟内部に巣食っている者たちの予兆はあった。 菌糸類が群生している洞窟内を手探りで進んでいく。狭い通…

スカイリム日記15『狼を呼びし者(前編)』

夢のようなスカイリム横断の旅を終え、俺は本来の目的であったソリチュードの散策を楽しんでいた。堅牢な城壁が囲う要塞の中は、店舗が充実しているだけではなく吟遊詩人の大学なども存在し、スカイリムの首都として相応しい文化の中心地であった。 帝国が駐…

『ビースト(2022)』鑑賞。

どれくらいの俳優だったらライオンと戦うことが許されるかという点で、イドリス・エルバは絶妙なラインだと思う。往年のアクション俳優のように負ける姿が想像できないために圧勝してしまうというわけではなく、かと言って惨敗しそうなほど弱そうでもない。…

スカイリム日記14『思い出の夜(後編)』

ロリクステッドからホワイトランへの長い道のりを踏破した俺を待っていたのは、要塞を駆け巡る恐るべき噂であった。もう三日も前になる夜、酔っ払った俺がサムと共にホワイトランを訪れると、とある女性と結婚した話を吹聴していたというのだ。イソルダとい…

スカイリム日記13『思い出の夜(前編)』

フォルガンスールを出発し、ほどなくしてソリチュードに到着したのだがその光景は思わず目を疑うものであった。誰が建てたのかは知らないが、とんでもない所に要塞があるものだ。だがその分守りが強固であることは一目で分かったし、もし自分がこの要塞を攻…

『高地戦』鑑賞。

Amazon primeにあるのはリリースが2022年となっているが、2011年版と中身は同じらしい。この戦争映画いいよ! おすすめ! と言われたので重い腰を上げて鑑賞。 朝鮮戦争の末期、東部戦線のAERO-K(エロック高地)では、毎日のように陣地を奪い合う一進一退の…

Netflix『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』13~24話を観た。

ジョジョの奇妙な冒険の第六部が連載されていたのは今からおよそ20~23年前。その頃の自分はまだジョジョの単行本を買い集めるなどということもなく、少年ジャンプのひととおり読む漫画のうちの一つでしかなかったが、その中でも六部の印象はあまりよろしく…

『機動戦士ガンダム 水星の魔女』PROLOGUEを観た。

ガンダムの新作は毎回一応チェックすることにしている。前作『鉄血のオルフェンズ』も第一話の掴みはすこぶる良かったので視聴継続したのだが、その後の展開はキャラクターと設定を活かせたとはあまり思えなかったので、それ以上のことはノーコメントだ。そ…

スカイリム日記12『禁じられた伝説』

ドーンスターでたっぷり休息を取った俺は、ふたたびソリチュードを目指して西へと旅立つ。エランドゥルとはナイトコーラー聖堂の前で別れた。これからは殺めてしまった同胞たちの魂を鎮めるためにここで祈り続けるという。彼に対して掛ける言葉も見つからず…

『さかなのこ』鑑賞。

邦画でオススメを聞かれたら『南極料理人』だと答えることにしている。だって面白いし、好きだから。 『さかなのこ』は能年玲奈ことのんがさかなクン役を演じるということもあり、どうせ色物映画なんだろう? という印象が先行してまるで興味が湧かない作品…

『ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪』1~2話を観た。

映画のロード・オブ・ザ・リングを最初に観たときは本当に驚嘆したものだ。重厚長大な物語と映像のスケールとこだわり抜かれたプロップの数々、そして上映時間の長さに。今回ドラマとして描かれているのはその前日譚にあたる部分である。果たして権利料含め…

久しぶりに『ドーン・オブ・ザ・デッド(2004)』を観た。

アマゾンプライムビデオに来ていたので久しぶりに観てみたがやはり面白い。ロメロ版のドーン・オブ・ザ・デッドや死霊のえじきなども面白かったのだがさすがに古く感じてしまったので、それらをオマージュしたザック・スナイダー版のドーン・オブ・ザ・デッ…

スカイリム日記11『目覚めの悪夢(後編)』

今は聖女マーラの司祭であるというエランドゥルは、とにかく信用してほしいという一点張りであったが、正直なところデイドラの仕業というのはあまりにも荒唐無稽で疑わしかった。しかしこの村の悪夢を取り払わなければ、自分もまた安らかに休息することがで…