四十の一部始終

今年で四十歳になりました。二日に一回更新が目標。

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

スカイリム日記10『目覚めの悪夢(前編)』

マグナスの杖の捜索を命じられた俺は、その手がかりを知っているというミラベル・アーヴィンに話を聞くことにした。彼女が言うには数ヶ月前に大学にやってきたサイノッドと呼ばれるスカイリムの外からやってきた魔術師の集団が、マグナスの杖の在り処を探し…

『異動辞令は音楽隊!』鑑賞。

以前自衛隊でらっぱを吹いていたことがある。音楽経験は義務教育以外では皆無に近かったが、部隊内における専門の教育を三ヶ月受ければ晴れて自衛隊らっぱ手となる。らっぱ手になると、駐屯地勤務では主に課業時間に合わせて放送で流れるらっぱを吹いていた…

『呪われの橋』鑑賞。

少し前にゲーム化するらしいというニュースを見て、最近ホラー映画が連続していたこともあり、ちょっと頭に引っかかっていたので見てみることにした。 台湾のとある大学のキャンパス内に、女霊橋と呼ばれる心霊スポットがある。そこでは真夜中に女の霊が現れ…

スカイリム日記9『善意』

図書館の本を取り戻してから数日。大学の寮で休息を取っていた俺は、この機会に同じく大学に滞在していた学友たちと親交を深めていた。聞くところによれば彼らはそれぞれ悩みを抱えており、解決できそうなものは解決し、そうでないものは話を聞くだけに留め…

『事故物件 恐い間取り』を観てしまった。

Netflixで連日ホラー映画を観ていると、オススメがホラー映画ばかりになる。台湾、韓国ときたから日本のホラーも観ておくかなどと考えて、よく調べずにオススメの先頭にあった映画を観たのが間違いだった。それが本当の恐怖の始まりとも知らず……。 『事故物件…

『コンジアム』鑑賞。

昔『とんねるずのみなさんのおかげです』でやっていた宜保タカ子の心霊体験バスツアーが大好きだった。当然霊なんて出るはずもなく、怪奇現象っぽいことが起きてもヤラセなのだが、真っ暗な心霊スポットのハラハラ感と、もしかしたら何か出るかもというドキ…

Netflix『呪詛』鑑賞。

日本のホラー映画はもうギャグと紙一重なのばかりだし、リングの続編がいくら出ようとも、もはやジャパニーズ・ホラーのアイコンになってしまった貞子にもう恐怖を感じなくなってしまった昨今、日本と似たようなジメジメとした雰囲気でありつつも新たなる未…

スカイリム日記8『猛勉強(後編)』

フェルグロウ砦を守っていたのは魔術師と精霊の混成部隊であったが、地上の守りはそれほど重視していないらしく少数に留まっていた。闇夜に乗じて侵入したかったのだが砦の入り口は固く閉ざされており、解錠に手間取っているうちに見つかってしまった。 初め…

スカイリム日記7『猛勉強(前編)』

ザボス・アレンから大学の図書館であるアルケイナエウムの主、ウラッグ・グロ・シューブにサールザルで発見された謎の球体に関する調査を依頼してくるように頼まれた。相変わらず雑用係の毎日である。だが図書館へ行ってみると、サールザルに関する書物は既…

『アイアムアヒーロー』鑑賞。

現状に不満があると、世界なんて引っくり返ってしまえばいいのになんて考えることはしばしばあるものだが、実際は引っくり返ったところで力あるものが支配する世界になるだけで、結局自分のいるポジションはそんなに変わらないどころか、不必要に危険に晒さ…

『劇場版ツルネ -はじまりの一射-』鑑賞。

ツルネのTVシリーズを見たのは二年ぐらい前だった。 既に記憶は相当におぼろげであったが、劇場版は多分総集編だから 復習は特に必要ないだろうと判断して観に行くことにした。 始まって数分はええと、これは新規か総集編か? と困惑していたものの 話が展開…

スカイリム日記6『アンダー・サールザル』

ウィンターホールドから山を一つ越えたところに サールザルと呼ばれる発掘現場はあった。 俺はファラルダからファイアボルトを学んだついでに アイススパイクとライトニングボルトの魔法も教えてもらい 遭遇した野生動物や山賊に向かって試し撃ちをしながら …

アニメーション映画『音楽』鑑賞。

『音楽』というアニメは、全編ロトスコープで制作された大変手間のかかった作品だ。 しかしこの作品を敢えてアニメでやる意味あるかな? 実写でもよくない? と最初のうちは思っていたが 音楽、演奏のシーンではアニメとしての本領が十分に発揮されていた。 …

『300〈スリーハンドレッド〉』鑑賞。

こんな時期だし戦争映画でも観るか…と思い探していたところ 気が付いたらこの映画を観ていた。確かに戦争映画だ、何も間違ってはいない。 スパルタ教育の語源にもなっている、非常に厳しい環境下で鍛えられた スパルタの王レオニダス率いる300のスパルタ兵(…

『明日ちゃんのセーラー服』聖地巡礼・等々力渓谷へ。

コロナ前は自分にも多少の聖地巡礼への情熱があったが コロナ以降は自粛という形ですっかりその気持ちは失われてしまった。 今日は久々にその気になり、電車で約1時間半の等々力渓谷へと向かうことにした。 ここは『明日ちゃんのセーラー服』の原作39話(単…

スカイリム日記5『初めての訓練』

ドラゴンズリーチに帰還した俺を待っていたのは まるでドラゴン退治の英雄のように扱うバルグルーフたちだった。 ノルドに伝わるドラゴンボーンの伝説はどうやら真実のようで バルグルーフは興奮した様子で熱く語って見せた。 ドラゴンボーンはドラゴンの力…

ユーフォサマコン当日

台風が接近し雨が降りしきる中LINE CUBE SHIBUYAで開催された 『響け!ユーフォ二アム』サマーコンサートDAY1 昼の部は幸い大雨の時間帯を免れ、整然と入場が始まった。 悪天候による欠席なのかなんなのか、自分の席の両側は空席で 開演中は非常に快適であっ…

ユーフォサマコン前夜

明日・明後日は渋谷で『響け!ユーフォニアム』のサマーコンサートがある。 抽選で当たったチケットは明日の昼の部。台風直撃コース。死ねる。 しかし主人公チームの北宇治カルテットよりすっかり人気になってしまった 南中カルテットの声優陣が集まるのは多…

『ONE PIECE FILM RED』鑑賞。

ワンピースの連載開始は25年前。自分が中学生の頃だった。 漫画の連載があまりに長期に渡ると、ハマったり飽きたりは当然ある。 現在はワンピースには特に興味はないが、ハマっていた時期は確かにあった。 主に初期から空島編くらいの頃で、その後は頂上戦争…

スカイリム日記4『ドラゴンの目覚め』

ドラゴンを目撃したという報せでドラゴンズリーチでは幹部を集めた会議が始まった。 その内容は近くにいた俺の耳にも届き、切迫した様子が伝わってくる。 ファレンガーはドラゴンをこの目で見ることができるかもしれないと興奮していたが 城の守りを考えて留…

『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』鑑賞。

溢れる原作愛と驚くような再現度、そしてきつい下ネタで日本人の度肝を抜いた 『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』で 監督・主演を務めたフィリップ・ラショーによる新作 『バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー』 少し前から日本でも公…

8月8日は龍守逢ちゃんの誕生日。

\𝐻𝑎𝑝𝑝𝑦 𝐵𝑖𝑟𝑡ℎ𝑑𝑎𝑦 𝐴𝐼❤/本日8/8は、蠟梅学園1年3組出席番号8番陸上部所属⋆#龍守逢 ちゃんのお誕生日ですみんなで逢ちゃんをお祝いしましょう⸒⸒ #明日ちゃんのセーラー服 pic.twitter.com/MI1LpVyqJB — TVアニメ「明日ちゃんのセーラー服」【公式】Blu-ray&DV…

スカイリム日記3『嵐の前』

あれから一晩かけてリバーウッドに戻ってきた。 さっそくカミラに奪還を依頼された金の爪を渡すと 感謝の言葉とともに報酬が手渡された。 金額はそれほど多くはなかったが 今回の冒険で手に入れたのはそれ以上のものだったと思う。 手に入れた武器の一つに、…

『劇場版GのレコンギスタⅤ 死線を越えて』鑑賞。

Gレコが8年の歳月をかけてようやく完成形となった今 その率直な感想を言うなら”満足”だった。 当初はよくわからんなこの話…という微妙な印象であったが 劇場版で物語が直感的に飲み込みやすくなってからは 入り組んだ世界観や多数の登場人物による人間関係の…

フィットボクシング連続50日

一度連続100日まで行ったことがあるが ちょっとした手違いで記録が失われてしまったのを ふたたび連続50日まで戻ってこれた。 連続365日というアチーブメントが存在するらしいことを考えると 100日分が失われたのはとても勿体なかった。 ただ、ここのところ…

Netflix『THE GUILTY/ギルティ』鑑賞。

全く同じタイトルの作品が存在するがそちらは2018年版であり 今回はジェイク・ジレンホールが主演を担当した2021年のリメイク版の方である。 しかし舞台が異なるため多少設定の差異はあるものの 内容は99%ぐらい同じなのでどちらでもいいといえばどちらでも…

スカイリム日記2『金の爪』

リバーウッドに到着した翌日。 アルヴォアからの依頼を受け、俺は次の目的地をホワイトランに定めた。 その下準備のために入った村の雑貨屋で喧嘩に遭遇してしまい 気まずい思いをすることになった。 喧嘩をしていたのは店主のルーカン・バレリウスと、妹の…

『虹色ほたる ~永遠の夏休み~』鑑賞。

個人的には手描きアニメーションの暖かみ、などというものは信じていないが 手描きでなければできない柔らかなタッチの線 設定画通りじゃない手癖で描いた人物の躍動感…それらは確か存在する。 2012年に公開された『虹色ほたる』は作画にCGを用いず全編手描…

スカイリム日記1『開放』

ぐらぐらと揺れる荷馬車の上で、ゆっくりと目を覚ます。 腕は縛られ、抵抗することはできない。 あたりを見回すと、何人かの男が同じ荷馬車の上で深刻な顔をして何かを話している。 その話に耳を傾けていると、この荷馬車が向かっているのはどうやら処刑場の…